週刊少年ジャンプ 11年 51号 感想
 先週は風邪でお休みしました。


 こち亀

(風乃って誰だっけ……? そんなキャラ今まで登場したことなかったような……いや、よそう俺の勝手な判断で皆を混乱させたくない)真面目に答えるとこれね。いた気がすると思ってググッたらあった。

 いやー、今週巻頭部のこち亀は、こち亀回想エピソードにありがちな適当さ溢れる「イイ話」でしたが、過去エピソードに登場した風乃の幼少時代と、ついでに両さんとの繋がりを強調しにかかってきていたことだけは良かった部分といえるかもしれません。

 いかんせん、かつてはともかく近年の回想エピソードは粗製乱造が過ぎていますが、それでも数をこなしてきた分の物理的積み重ねはありますし。それを活かすというのはありかもしれません。こち亀豆知識的な楽しみではありますが、まったくの虚無よりはマシというもの。

 センターカラー部分の未来へタイムトラベルする話は、未来へタイムトラベルしているページ数が少ない上に、幼年キャラが成長後はどのようになっているか(大人組は大人であるが故に変化が少なくネタとしてのうま味が無い)というこの種のエピソードで最もやらないといけないネタをおざなりにしているが故に、冒頭の回想エピ以上の虚無感に溢れていたかもしれません。

 「近未来の情景にリアリティを持たせるのは難しい」というメタネタを展開してるところでは、おっと思ったんですけどね。どうせやるなら、そこを徹底的に掘り下げて結局、タイムスリップしないままページが無くなってしまう、というオチの方が良かったかも。


 ワンピース

 おお、これまですごいすごいと言われつつも、初っ端からゴムゴムの銃でぶっ飛ばされたのを筆頭とする噛ませ犬役になることが多かったというか、記憶にある限り噛ませ犬になってた覚えしかない海王類さんが、初めてその名に見合った活躍を果たしたかもしれません。海王類さん達は、やればできる子やったんや!

 しかしこの人(?)達は、遥か古の昔からノアを守護するために眠っていた守護獣とかそういうわけではなく、話の流れから察するにその辺で回遊してたところをしらほし様が呼び寄せただけっぽいんだけど、ひょっとして海王類って見た目や振る舞いはケダモノのそれでも、中身は皆このように高いインテリジェンスを誇っている生物なのだろうか。ゴムゴムの銃でぶっ飛ばされた彼も、何か深い思惑があってルフィを食おうとしたのだろうか(そんでシャンクスをカプカプしたのだろうか)。

 まあ、ドラゴンなんかも明らかにケダモノな行動してたって、人間以上の知性を持ってる設定だったりしますしね。世の中そんなもんなのかもしれない。


 ナルト

 お面の頑丈さにほぞを噛むナルトと、戦闘用だから頑丈に作ったよーと解説する仮称マダラさんの構図が例えようもない間抜けさでした。なんかこう、彼岸島における「それはなかなかいい丸太だな」みたいな。
 というか、前だって正体知られたくなくてお面してたんだから、やっぱり頑丈に作っとくに越したことはなかったと思うんだけどね。月末で懐が苦しかったのでしょうか。

 そして、ナルトも意地でもお面を引っぺがして説教してやるってばよモードになってますが、正体なんか仕留めてからゆっくり見聞すればいいだけの話だからね。ちゃんと心の臓とか狙おうね。


 バクマン。

 これは敵キャラがどうのというより、構造上、どうしても長く続けることができない作品を、いかにして長持ちさせていくか、というお話になるのでしょうか。明らかにリバーシの元となっているデスノにしても、Lというライバルを倒し、ニア&メロという新たな敵を出すも受けが悪かった(というかL以上の人気が出なかった)という経緯があるだけに、ガモウ先生的にも思い入れが……あるといいなあ。
 そして、ジャンプ的には作品の延命策とかに触れるのもありなんですね。絶対に触れて欲しくない部分かと、何となく思ってた。

 最終的には、過度の延命よりクオリティを取り、念願のアニメ化は叶うもリバーシの作品寿命そのものは他の作人気作に比べて短くなる、というデスノエンドを迎えるんですかね。何せ実例があるだけに、すごい説得力を持たせられそうだ。もしくは、「長く続いたデスノ」という夢想に足を踏み入れてみるか。
 当然、「いつまでこの物語を面白くできるか……」という部分でドタバタ足掻くんだろうけど、そっから導き出される結論は「クオリティを取ろう。作品にとって幸せなままで終わらせてあげよう」であってくれるといいなあ。


 トリコ

 ふ……自慢じゃないが、こういうパズルはサッパリだぜ。どの組み合わせでいけば逆転になるんだろう。

 ライブベアラーさんのイカサマに関しては、やると威厳を損ねるのではないかと考えてたんだけど、「当然イカサマしました」「当然されました」で上手いことそれを回避しましたね。僕がなんで威厳を損ねるのかと考えてたかというと、「堂々としてないから(強者はどんと構える者)」という一点に集約されるわけですが、「堂々」のベクトルを真逆に設定することで危険感知能力者に対抗しつつ、威厳も損ねずにいることができるのか。
 というか、ボス側であるライブベアラーさんにそこまで配慮をしなければお話が成立しないって、ことシティ・アドベンチャーにおいてココは本当チート能力者だよな。常時センス・イービル状態w 暑気あたりの男が成立しねえ!


 ハンター

 先週の話だけどレオリオが二つのエピソードを繋いじゃったwww

 本命も混ざってるだろうモブ候補者の皆さんに関しては、これだけだと何とも言えませんね。普通なら、パリストン、チードル、レオリオ、ジン、ポトバイ、ミザイストムさん辺りを中心に話を展開するんだろうけど、冨樫先生は連載漫画終盤のトーナメントですごくどうでも良さそうなキャラを優勝させた前歴があるからなー。

 あと、クラピカに関してですが、ライセンス持ちの旅団員を待ち伏せにすべくどっかに潜伏してるんでしょうね(というか、サンビカさんってクラピカが本人の同意を得て変装しているのでは……女装の前例もある)。旅団にライセンス持ちがいることに関しては、ヨークシンでの潜伏先を巡るアレコレで感づいてましたし。

 つーことは、この状況に旅団とクラピカの攻防も関わってくる可能性があるのか……本気でわけわかんなくなりそうだぜ。

・ゾルディック家家族相関図
 ゴトーとカナリヤがゼノ爺ちゃんの直属で、ツボネ&アマネがシルバの直属というのが、ゼノとシルバのキルアに対する方針の違いを感じさせてちょっと面白いなー。というか、親は厳しくて祖父は甘いというご家庭によくあるアレだな。こう書くと、なんかすごいホームチックだけど。
 あと、シルバとキルアママの間にあるハートマークは本当かよおいw 政略結婚とかではないのだとしたら、シルバが何をどうしてサイクロプスゴーグルをかけた女性と結婚することになったのかが猛烈に気になるんすけど。

・家族内指令
 というか、これ「苦労人ヒソカさん」の図だよなw ゾルディック家関係者だけだとガチ鬼ごっこし続けるしかなさそうですし、ヒソカが何とかしないと収拾つかなそう。
 何の関係もないところで死のリスクまで背負わされてることだし、ほんま、この一件に関してヒソカさんは苦労人やでえ。

・どうでもいいけど
 登場時は険の強い顔立ちだったアマネさんですが、なんかたまに可愛くなってね? ツボネさんと血縁関係だと分かったのも大きいかもしれない。「こいつにも家族がいるんだ!」って言われると、急に暖かみのようなものが宿って感じられるよね。


 スーパーヒーロータイム

 フォーゼ #11&12
 続きものだし、今回はひとまとめで。

 1クールまるまるかけての仮面ライダー部設立編完結ということで、まるで一年番組を見た後かのような充足感でした。閉じ込められてた賢吾にかけられた言葉ですけど、これ、精神的な意味だけではなく、実利的な意味でもきっちりゾディアーツ退治に役立ってるっていうのがいいですよね。
 味方の支援組織っていうと、ZECTやら猛やら鴻上ファウンデーションやらと色々あったけども、いずれも代表者数人がある種ビジネスライクな協力関係を結んでいるだけでした。
 完全な友誼で結ばれた協力者というと、古いがために僕もよく知らない少年ライダー隊なんてのがあるけど、まあ、ガキンチョだし、当時の特撮における子役の使われ方から考えてもあんまり実利的な意味では役立ってなかったんじゃないかなーと思います。

 しかし、仮面ライダー部はそのどちらも備えている。友誼で結ばれていて、しかも実利的にも役立っている。その上、多数いて活躍していないメンバーは一人として存在しない。
 主人公の行動理念とも密接しているだけあって、なるほど、彼らの存在は歴代ライダーとも明確に差別化を図れる、この番組の特色だな、と思うのでした。

 特に、キングというかパワーダイザーが頑張ってますよね。今まで、こういうフルCGメカってたま~に、しかも取ってつけたような活躍をすることが多かったのに、こいつはコンスタントにいぶし銀の活躍を見せている。サポートメカとは思えない存在感だ。ついでに予算が保つのか心配だ。

 殺陣に関しては、いよいよゾディアーツの特殊能力攻略が前面に押し出されてきて、純粋な肉弾戦が減ってきてるのがちょっと残念かな、と思います。ドーパント以降、人間の精神を媒介に誕生してることを強調&ライダー側の様々なツール(玩具)が活躍しなければならない事情で、能力バトル寄りになってくるのは仕方ないのかな。


 ゴーカイジャー #39
 メガレッドどメガシルバーへの豪快チェンジが解けちゃったのが、ちょっと残念だったかな。言い方は悪いけど、メガレンジャーがバスコの踏み台にされたような気分になっちゃった。普段ならいざ知らず、今回はメガレンのレジェンド回であることだしね。
 というか、久々にブレイザーインパクト見たかったのが防がれてしまった、というのが大きいかもしれない。あれカッコイイよな!

 そしてラスト、よく聞いたらしつこく焼き肉に誘っててワロタw


 #40
(タイムイエローが現代に残した恋人の話なんてあったっけ……? というか、他五人に比べてこの人の印象が猛烈に薄いんだが……いや、よそう俺の勝手な判断で皆を混乱させたくない)ガチで分からん。覚えてた人はすごいと思う。

 いやあ、まさかあのエピソードをここで持ってくるとは思いませんでしたね! 僕もドモンが経験した悲しき別れには涙したクチですもの! ええ! 彼を抜擢したのは、決して大物になりすぎたレッドの出演料とは関係ないと思います!

 冗談はさて置き、僕は結局見てないんだけど、劇場版と繋げちゃうとは思わなかったなあ。あの爺さん、そんな適当な理由で爆散する羽目になってたのか……w

 あと、ちゃんと異様に短い名乗りネタを拾ってたりとか、変わらず小ネタが光りますね。正直、僕如きの特撮練度ではネットで補完しないとついて行ききれない。これが愛ってやつなんだろうな。

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by ejison2005 | 2011-11-28 08:44 | ジャンプ感想