2011年 秋アニメ ファーストインプレッション その3
 ようやく終わり。つらいわ~。ばらけるとつらいわ~。

 ノイタミナはアレですね。スルーでいいや。


 UN-GO

 ギルティクラウンに関しても言えることですが、僕は生粋の日本人であるわけで、やっぱり、日本が隷属してま~すなんて世界観で面白い! と言うには高いハードルを用意せざるをえません。
 この辺、ハリウッドの映画なんかは非常に素直で分かりやすいですね。大統領が戦闘機に乗って宇宙人と戦ったりしちゃう映画なんて見た日には、僕が米国人だったらU・S・A! と大コールしかねません。人が尊厳として抱く部分を創作物で扱うのなら、持ち上げてやるのが定石であるわけです。

 で、わざわざその定石を外して見せた両作品に関して言えることですが、その設定必要なの? というのが僕の下した評価。
 UN-GOに関しては、日本の隷属というテーマを扱うなら推理物としての色彩が薄くならざるをえませんし、ギルティクラウンに関してはそれ、架空の世界に存在する架空の国でも問題なかったよね。むしろファンタジー要素出しやすくね? ときたもん。
 ジャンプの読み切りに対してもよくいってますが、他の要素で代替え可能な代物をテーマにしている作品なんて、個性が薄いといわざるを得ないのです。

 で、ここからがUN-GOの感想となりますが、仮面ライダーダブルの設定って本当に良く出来てたんだなあ、というのが再確認できました。そして、それ以外のものは何も感じなかった。

 具体的にいうと、ダブルの場合は翔太郎が断片的なキーワードを集め、フィリップが解を導くという事で役割分担ができてたんですよね。翔太郎が過程で、フィリップが結果。
 しかしながら、UN-GOの場合は主人公もその相棒も導き出すのが真相であるわけで、思いっきり役割が被ってしまっているのです。野球漫画で例えると、主人公格が二人ともピッチャーみたいなもん。

 桂木弥子魔界探偵事務所だって推理面と動機面とを分けあっていたわけで、この被り方はいかにも美味しくないな、と思えるのですよ。


 ギルティクラウン

 日本隷属設定についてはもう述べたので、では、レジスタンスのお話として見た場合どうなのかというと、これもかな~り微妙なところ。
 まず、キャラクターに魅力を感じられないのが痛い。主要人物は出揃っている(っぽい)わけですが、ポエム朗読が趣味の学生、ところかまわずに歌う電波少女兼キーアイテム、オサレダンスしながら喧嘩してた人と、この三人にどう魅力を感じればいいのか、逆に問いかけたくなるレベルです。

 あとは、いちいち書き連ねないけど満載されたツッコミ所の数々に、大した意味を持つとは思えない日本隷属設定も加わって、あとひと役で満貫になりますね。


 ベン・トー

 はがないと同じく、僕にしては珍しいことに原作既読の作品。

 あえて難点を挙げるなら、スーパーのモブが心配そうな顔で倒れた主人公を見ていると、ノーガードのツッコミ所である犯罪臭が増してしまうので、軽くスルーするくらいで良かったとは思いますね。

 あとは、さしたる問題もなく、上手くアニメ化できてるのではないでしょうか。うん、楽しめる。楽しい。

 正ヒロインであるところの著莪登場エピソードが今から楽しみですね!


 牙狼<GARO>~MAKAISENKI~

 見たい見たいと思いつつ、まったく見てこなかったGAROシリーズですが、とりあえず見てみました。

 その感想としては、分かりやすっ! というしかありませんねw このシリーズから見始めた新参なのに、細かいところはともかく、物語の大枠は完全に飲み込めた。「無駄な命などない!」と断言しちゃう主人公がいい。ビバ勧善懲悪。もっと暗い話かと思っていたよ。

 難点としては、生身状態での殺陣はなかなか見所があるんだけど、肝心の変身状態ではCGアクションとなってしまう上、その他のシーンと合わせてCGが浮いているというか、あまり上手な使われ方をしていないと感じる点でしょうか。

 その辺、ライダーは定期的に巨大ボスを出してるからか、随分とこなれてきたよなあ。響鬼の時とはえらい違いだ。
 やっぱ、こういうのってノウハウの積み重ねが大事なんですね。だからテレ東さん! もっと特撮に枠をまわしてくださいよォー!

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by ejison2005 | 2011-10-15 04:04 | アニメ