週刊少年ジャンプ 11年 42号 感想
 「武士の家計簿」見た&読んだのですよ。映画・原作共にね。
 それで思ったのは、やっぱり映画のあの路線はねーなーというところ。まあ、猪山家はナニワ金融道とかミナミの帝王みたいな裏技で借金返済したのではなく、ふっつーに家財処分して地道にお金返しちゃったわけだから、最大のスペクタルがあっさり終わっちゃうのはさもありなん、という感じではあるんですけどね。
 それでも、「武士の家計簿」というタイトルであるからにはもっとお金の流れとか、当時の武士の経済状況とかへスポットを当てたものにすべきだよな。原作はそれで受けたわけだし。
 そこで、別に幕末を舞台にしなくても似たような筋書きは余裕で可能なお涙頂戴親子劇に仕上げてしまうのは、現在の日本映像業界の問題点……といっては大げさだけど、今の時風は感じられますね。

 ※知らない方に解説しとくと、原作は小説とかではなく歴史教養書です。面白いのでオススメ。

武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)

磯田 道史 / 新潮社




 ハンター

 ○ックスですね!

 冒頭、いとおしそうに軍儀盤の準備をするコムギちゃんは明らかに新婚初夜でベッドメイクに精を出す新妻のそれですし、その後、護衛軍に関して二人で思いをはせるシーンは、式後に結婚式へ駆けつけてくれた親類縁者へと夫婦で感謝を抱くそれのメタファーであるに違いありません。

 そしていざ、ことへと及んだ二人。王改めメルエム氏も、以前は一方的に敗北し続けたけど、今度は幾多も敗北させてやるぞと意気込んでいます。恐るべき絶倫さですが、コムギちゃんも負けてはいません。何と、「勝ったらもう一局」と驚きの一言。まさに似たもの夫婦というか、いやあ、若いっていいですね。ハハ!
 しかし、ここで嫁から呼び捨てで読んで欲しい、でもダーリンならそれはそれでなメルエム氏、激怒します。かつて、自分だけが突っ走ってしまい、結局上手く致すことのできなかった狐狐狸固を繰り出されたのだから当然です。どう検討しても、いたずらに手を増やすだけで勝ち目は薄いという、男として非常に情けなかった時の記憶が蘇ります。


 と、ここまで頑張ったけどやはりこの路線はやめておこう。なんか疲れてきた。うちのカラーじゃない。
 まあ、あれですね。王とコムギちゃんとで、狐狐狸固からの新手に次ぐ新手という、二人の子供を生み出しているんだと、そんな感じ。俺には何も無いんだーと言ってた王が、一人の女性と出会ってこの世に生きた証を残したと。

 出来ればコムギちゃん生き残って欲しいけど、添い遂げる覚悟バッチOKみたいだし、パームが生み出された新手を全て記憶・記録して後世に残すというオチですかね。


 ワンピース

 麦わら一味が傷一つついてないということで、あんまり長引きそうな感じがしないのは幸いですけども、でもやっぱり、攻撃当てた幹部に関しては今週で1on1の決着つけても良かったんじゃないかなー。もう敵幹部の皆さんに何かできるとは到底思えないんですけど。

 そして、デッケンさんは案の定というか何というか、普通に生きていてコケて頭をぶつけたから気絶して能力が止まっただけって、そこまでして彼を生かしておくことが、今後この漫画にどのような恩恵を与えてくれるというのでしょうか。
 しらほし姫がノアを引きつけてーという攻防で今週分を消費してしまっているので、テンポの悪化には確実に貢献していますが。が。が。


 鏡の国

 ヤンキーの人がそもそもどうでもいい存在なので、彼にスポットを当てた今回のエピソードも極めてどうでもいいのでした、という。

 しかし、それを置いても一日目はあっさり過ぎるくらい、あっさり過ぎ去ったなー。ミニ登山と温泉だけが見所なら、別に小旅行でもなんでも良かったんじゃないでしょうか。


 トリコ

 シシカバwwwww
 いや、別にシシカバじゃないんだけど、とにかくシシカバを見ただけで何やら幸せな気持ちになりました。なつかしいなー。

 本編ですが、七峰編トリコバージョンって感じですねー。もっとも、七峰君の場合は作品のクオリティを高めるために特殊な戦略を取っているので、小松みたいに「お客を馬鹿にするなー!」アタックは使えないわけですけども。
 七峰君の方も、作品のクオリティを高めるロジック使いではなく、もともと大して面白くない漫画を過剰なメディア戦略によってムーブメントに仕立て上げてる悪の漫画家、という形にした方が色々とスマートになってたかもしれませんね。もはや後の祭りですが。


 超能力者斉木楠雄のΨ難(不定期読み切り)

 麻生先生の扱いがどんなことになってるのかをむしろ読み切りにして欲しい今日この頃ですが、しかし、週刊連載ペースに追われず、それなりに話を練っていけるこの状態は、それはそれで幸せなのかもしれません。
 実際、過去のエピソードを思い出しても、ギャグとイイ話のバランスはかなり良いですしね。制約付き超能力というギミックを効果的に用いてることですし、このレベルを維持できるのなら、無理して一週間一話ペースでやることもないよなあ。少なくとも、代原としてテンプレ読み切りが載るよりは、この漫画を載せてくれた方が、はるかにコストパフォーマンス高く感じる。

 それにしても、イケさんはまあ妥当として、ジャネットは一体どこに三万円ものお金をかけているのだろうか、というのと、なんで超能力なのに判断基準がお金になっているのか、という点がいまいち首肯できない……というか、一切理屈付けされてないのが残念です。


 バクマン。

 あまり知りたくはないけど、確かにやってそうなジャンプ内バトルロワイヤルにおける戦術の話。飯の種なんだから当たり前だけど、やっぱ雑誌連載してる漫画家先生にとっては、生き残ることがまず第一なんですなー。
 まあ、どんなものにもついてくる問題ではありますね。深夜アニメとか、僕も最初の数話でつまんなかったら見なくなるし。つっても、後から面白くなったと聞いて視聴し、本当に面白かった例なんてそうそう思いつきませんが。

 例えば、ファフナーとかブレイドは頑張って立て直した例ではあるけど、それでも前半のツケが響いてる面はあったと記憶していますし。上手く言葉に出来ないんだけど、リカバリーってのはあくまで底上げに過ぎないんじゃねーかなーと思う。上限値を引き上げるのが、前半部分のお仕事、みたいな。


 エニグマ

 監獄に着いてからずっと困惑し続けてるんだけど、榊先生の脳内では刑務所ってどんなことになってるんだろう。


 スターズ

 土神君とめぐるちゃんが何て答えたのかが猛烈に気になって仕方ないです。特に、何となくついて来ちゃっためぐるちゃん。


 スーパーヒーロータイム

 フォーゼ #3
 賢吾さんはいい加減、かつぜつをどうにかしてくだしあ。

 ストーリー的な見所は、どうもトラウマスイッチ的なものを持ってることを示唆してる弦太朗でしょうか。友達をとにかく沢山作りたい、不要なものなんてない、というところから考えると、ベタなところでは捨て子だったりするのかなあ。単純明快なタイプに見せかけて、背負うものは背負ってそう。

 殺陣的な見所は、やっぱスコーピオンさんの謎拳法だよな。何かの格ゲーで同じ構えをするキャラがいた気がする。
 ただ、残念ながら構えた状態で殴り合ってはくれなかったなあ。そこまでやってこそだと思うので、再登場では期待したい。
 そして、黄道十二星座を幹部のモチーフにすると、ほぼ月一、2エピソードに一回の割合で幹部級ゾディアーツが爆殺される計算になっちゃうんだけど、その辺はどう配分するのでしょうか。一体か二体はゾディアーツライダーみたいなキャラになるのかな。

 大きなお友達的見所は、カメラワーク以外にねえなw 撮影風景を想像すると、なかなかにシュールである。


 #4
 逆にクイーンらしさを貫き通す、というオチ。それ以前に、あのプレゼントの品々はそりゃ捨てるだろうというものですしね。あんなもん送り付けんなよ、というのはすごい説得力だ。

 あと、2話の弦太朗といい、今回のクイーンといい、ゾディアーツ化した人にもちゃんと救いの手を差し伸べてくれるのはいいですね。何せ彼らは、一期一会の通行者ではなく今後も同じ学び舎で過ごす同級生なわけで、こういうところでも友達作り設定は活かされている。

 その上、今週も、香港映画みたいな人質寸止めファイトをやってくれたり、マジックハンド後はオラオラ状態だったりと、素手での殺陣が素晴らしくて嬉しい。いやもう、本当にフォーゼの殺陣は大好きですわ。毎週そればっかり書いてるけども、何度でもいいたい。

 あと、お菓子食ってる子は可愛いですね。今後もコンスタントに賑やかしやって、画面の隅でお菓子食べてて欲しい。


 ゴーカイジャー #30
 ライブマンがギリギリ記憶にある(内容を覚えてるわけではない)リアル放送戦隊の僕としては、鎧の「生まれる前に戦ってた人達」発言でちょっと死にたくなってきた。

 マーベラスが因縁あるのはバスコだし、現状、直接敵の幹部級と関係性があるのはジョーだけだからか、すごい主役っぽくなってましたね。五刀流に引き続いて、一人だけ個人技を習得しているし。鎧も個人技ではあるけど、努力して習得したわけじゃないからね。


 #31
 バスコはゴーカイジャー7本目のレンジャーキーでも持ってるのかと思ってたけど、そんなこともなく普通に怪人形態になりました。で、超強かったという。
 でも、レンジャーキー減少→レンジャーキー完全奪取→自分が変身、という具合に、順調に手札切らされてはいるので、次に登場した辺りで互角に立ちまわられ、その次くらいでボコられそうな気もする。

 オーレンジャー話としては、オーレッドカッコヨスというのと、結構卑怯な作戦立てるなあ、というのがw あとは、最初からゴーカイジャーをある程度信頼しているということで、これまでのレジェンド回とは違うアプローチを見せてきましたね。ちなみにカーレン回は計算から除く。

 そして次回はバズーカかあ。むしろ、このタイミングでバズーカ出しちゃう辺りがオーレンジャーリスペクトという気もしますね。あれも確か、結構後になってから出てきてたと思うし。

 オーレンジャーで思いだしたけど、バカ王子もバラノイアの王子みたく、いずれ覚醒するんだろうか……。

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by ejison2005 | 2011-09-27 01:26 | ジャンプ感想