週刊少年ジャンプ 11年 31号 感想
 【日経】ガラパゴス化した日本勢世界で存在感低下。

 個人的には、開発費の高騰っていうのが一番ヤバイかなあと思ってます。どうせ僕は海外に住んでるわけでもないし、それに比べればガラパゴス化などどーでもいい。
 商売っていうのは安く仕入れて高く売るのが基本なのに、高く仕入れてお値段据え置き……というかSFC時代とかに比べたら格段に安くなってるんだもんなあ。そりゃ、衰退だってする。金がなけりゃ人を育てることもできなくなるのは、僕みたいな素人にだって想像つく。
 かといって、グラフィック抑えてアイデアゲーだけ作れるわけもないもんねえ。決して逃げられないチキンレースは確実にあるのだと思う。
 真面目な話、100年に1人くらいの偉人が謎のオーバーテクノロジーでちょちょいと解決してくれるくらいしか解決方法なくね?


 鏡の国の針栖川(新連載)

 主人公が、抱えた秘密を周囲に漏らさぬよう頑張るというストーリーの、あらゆる意味で三度目の正直感溢れる新連載。叶先生はよほどこの形式が好きなんでしょうか。

 過去の連載作品と明確に異なるのは、主人公の相棒に抜擢されたのが男性キャラではなく、ヒロインその人であるということですかね。
 確かに、振り返ってみれば過去の作品ではヒロインに対しても秘密を隠さねばならない設定であったため、変に距離感を保つような形になってしまい、ラブコメなのにあんまりラブらないという変な状態になってしまっていた面があります。
 今回は鏡のギミックによりそれを克服しているので、前二作に比べ、ヒロインとのイチャイチャが増えそうなのが嬉しいですね。

 しかし、鏡かあ。どんな展開になるのか全く予想がつかないぜ。とりあえずは、どっかから手がかりを仕入れて呪い解除に挑むとは思うんだけど。本筋はともかく、入れ替え要素を活かしたラブコメというのが想像もつかないので、そちらも楽しみです。

 あと、鏡の能力は今回提示した範囲に留めておいて欲しいとは思います。エムゼロの時は、新能力に次ぐ新能力で、当初のコンセプトを捨てに捨てて主人公保護に走ってた印象があるので。


 ワンピース

 パワーアップした結果、とりあえず中二ファッションへ走ってみたホーディさんにはひとしきり笑わせてもらいましたが(色違いの服を何着も持ってたのだろうか)、いや、ほんと、これどうなんだろうね。
 何とかルフィにワンパンKOされないくらいまでパワーアップするのは良しとして、その方法が物語の流れと全く関係ない麻薬飲んでたらなりましたーて。

 さすがにこのまんま進めるのはどうかと思いますんで、四皇の女海賊さんとか、または他の誰かが、何がしかの思惑をもって麻薬流通にいそしんでたんですかね。


 トリコ

 ときめき小松アル再開……! やっぱ小松が四天王全員まとめて面倒見る展開かなー。小松総受けだったかー。

 しかし、ここしばらくは日常話が続いてたんで忘れかけてたけど、やっぱりトリコの魅力は困難な環境での冒険にあるんだな、とデスフォールの説明シーンで強く思いました。サニーの修行の成果っていうのは、デスフォールの水をひたすらダイニングキッチンで弾き飛ばしながら内部に侵入するってことかな。
 その場合、デスフォールでの修行っていうのは、グルメ界でのフォールツリーを想定しているのだろうから、本気でトリコ1人でいけって話になっちゃうけども。

 ところで、クインって今後はどのように出番を確保するんですかね。画面内に収まらない巨体ってだけで、相当に出番を制限されそうな気がしちゃいます。テリーでさえ、いまだに小松と共に長編食材探しへ同行したことはない気がしますし。


 スターズ

 主人公が抜きん出た素早さで積み木をクリアしたのは前回触れていた空間把握能力として、案の定というか、ちょろ~く試験を突破しちゃったなあという感じ。しかもメインとなったのが主人公の特殊能力という形にしちゃうと、試験のお題目であった「どんな状況でも仲間と力を合わせ問題を打開する」という要素がおざなりになってしまいますし。
 また、主人公トリオが最初から素晴らしいチームワークを発揮してしまっているため、せっかく喧嘩したりしながら力を合わせて何とかするという、キャラ立て的にもシチュエーション的にも美味しい状況だったのが台無しになってしまっているのも困ったところ。

 基本的にはこういう状況ならば、男二人で喧嘩してるところをヒロインが介入して仲直りさせ、そっから協力して頑張ってどうにもならなくなってきたところで、主人公が特殊能力を発動させたりするもんじゃないかな。幸い、空間把握は時間がかかるから~とか言い訳しつつ制約を絡めたりもできるわけだし。

 もちろん、現実的には喧嘩ばっかするような奴らが宇宙目指せるわけないんだけどね。そんなこと言ってたら漫画にならんし。


 スケットダンス

 ボッスンが抱いた斜め上かつ固い決意により、ドジと無茶振りの数々がオチとして昇華されていたのがすごく綺麗でした。


 バクマン。

 元素記号を使った能力バトル……新妻エイジ先生がバトル漫画、作家を原作者に迎えての超能力漫画に続いて目指した新境地は、おっぱいバトル漫画だったのか!
 なお、聖痕のクェイサーは秋田書店より絶賛発売中です。

 しかし、今まではまだ漫画家同士での競い合いでやっていたのが、いよいよ本格的に雑誌を私物化してきたなー。これ、内部からネットにバレ情報でも掲載された日には、凄まじい勢いで祭りと化すのではないだろうか。

 連載当初から引っ張ったネタを用いてのエイジ連載終了編のエピソードですが、結局、終わってみると各人勝負の勝ち負けによる爽やかさや悔しさしか言及せず、ひとつの作品を円満終了させたエイジの心境とかは触れないんだなーと思ったり。
 いやま、前にも述べた通り大人の事情もあるから触れるに触れられないんでしょうが、そこへ触れないと戦い方を票稼ぎにしただけのバトル漫画でしかなく、本質的にはジャンプ作家を題材にする意味がなくなっちゃうんですけどね。
 かといって代案もなく。どっか上手い落とし所はないものか。


 めだかボックス

 ネジを総とっかえした後は当然シャッフルしなきゃいけないんだから、これってジョーカーの件を除けばクリーンファイトしただけでは……。

 あと、何となくカイジっぽいことしたかったのは分かった。


 マジコ

 普通にルーちゃんをさっさと倒してとっととシオンを殺せば、いや、いっそのことガン無視してエマちゃんだけさらっていけば勝利条件達成だったものを、アホな余裕見せて逆転負けするって、岩本先生は今回のシリーズで駄目なバトル漫画の展開を網羅するというクエストでも己に課しているのでしょうか。

 しかし、幼女に百発殴ってもらえるというのは素晴らしいご褒美ですね。


 銀魂

 クwwwソwwwがwwwww

 いやあ、最後まで素晴らしいシリーズでした。当初懸念していた、エリザベスの正体をさらしては魅力が低下するのではないかという問題を綺麗に解決しつつ、ダイナミックなオチへと転化させるとは。しかもこれ、銀さん達が記憶を失わずに済んだのは、絶対ヘルプだけ消してレギュラーエリザベスの記憶を消されてなかったからだよなw

 それでいてイイ話……だったのカナー? まあとにかく、終始凄まじい振り幅でこちらを翻弄してくるエピソードだった。これは銀魂じゃないと味わえないテイストだわ。
 感動はドブに投げ捨てるもの。


 エニグマ

 うん、さすがにここまで色々とやりたい放題なら「勝手に出ろ」「勝手に復讐しろ」なんだけど、まあ多分、こっから出ると能力が使えなくなったり、お喋りできなくなったりするんでしょうね。

 ここで主人公達が協力を拒否しちゃうと話が進まないから受け入れる流れになるとは思うんだけど、問題はやはり、したい放題して行方不明者まで出してきたエニグマへの悪感情だよな。キャラクター達がではなく、読者が抱く。
 よほど納得のいく理由でない限り致命傷になりかねないと思うのですが、どうなるのか。


 リボーン

 パワーアップした主人公の全力を引き出すことすら出来ず逃げの一手で、さらにそれすら失敗してゴミみたいに焼き殺されるとは……。

 いや、なんだろう。こう、言葉に出来ないほどの哀れさってのも世の中には存在するんですね。


 ぬらりひょん

 んー、特に洗脳へ言及されることなくエルフェンリートごっこされちゃってますし、やっぱこの人達は自発的にリクオ抹殺へ動いてたんですかね。はりきって登場した新妖怪の方には悪いのですが、正直そっちの方が何倍も気になるのです。どんだけ治安悪いんだろうか。


 戦国アーマーズ(最終回)

 特に思うことはありませんでした。

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by ejison2005 | 2011-07-11 06:11 | ジャンプ感想