週刊少年ジャンプ 11年 27号 感想

 トリコ

 す……スタージュン様が若々しいイケメンだった……だと……。
 いやね、アニメ版だと妙にイケメンボイスだったから、そうなのかなーとは思ってたんだけどね。こう、明確にビジュアル化されると明瞭しがたいものがある。普通に40代後半くらいなんじゃねーかと思ってた。ちなみに、前に冗談でトリコの声優予想をした時の記事がコレね。
 まあ、イケメンとはいえ、アニメ見る限りだと蝋人形みたいな肌色してるから、あれがお化粧とかでない限り残念イケメン化する気はするんだけどね。漫画のモノクロマジック。

 ともあれ素顔デビューを果たしたスタージュン様ですが、これ、彼の方もトリコ達同様、結構動揺してたんじゃないですかね? だって、普段はボスが食う飯をガンガン作りまくる激務に励んでる(らしい)のに、たまの休日(かもしれない)を満喫しつつ食事を楽しんでいたら、宿敵と見定めつつある男達が背後で超機密事項をダダ漏れさせながら嫌がらせみたく自分がゲットしそこねたジュエル・ミートのふりかけを味わってるわけだし。
 いや……場合によっては、あの時ゲットできなかったジュエル・ミートが持つ味わいの一端なりとも確かめに来ていた可能性もあるんですよね。だとしたら、この邂逅はひじょ~に恥ずかしい/// そしてなるほど、運がない。
 極限状況まで追い込まれた中、とりあえず目の前の杯を飲み干して心を落ち着かせたスタージュン様が下した決断こそは、余裕ぶっかまして脅しかけた後、何もせずに帰るという選択だったのかもしれません。そんな中でも、咄嗟に「食材を探してるんだけどそれが何かは忘れた」などと意味不明なことを口走ってるあたり、動揺の程がうかがえますね。

・ポケットフードプロセッサー
 あー、しまぶー苦労してんなあ。

トリコ 菓子粉砕器 グルメスパイザー

バンダイ


 ↑こんなもん発売されちゃって、彼が抱いた心境たるやいかほどのものだったのだろうか。2000円以上するんだぜ? これ。それでも漫画内に類似品を出して販促する辺り、しまぶーの良心を感じる。
 いや、本当、何をトチ狂ってこんな代物が会議を通り、発売にまでこぎつけちゃったんだろうね。
 そして、ジュエル・ミートがこんな普通に流通しちゃっていいのだろうか……あの時、トリコ達が手に入れた中の一部か、子マンモスから取れたやつの一部なのかなあ。

・トリコの決意
 ここら辺のやり取りは、大人が主人公やってるこの漫画ならではのものだなーと思ったり。少年主人公でこんなやり取りしたら、絶対に絵にならないと思う。絵にならないというか、子供がいきなりこんな落ち着いた意見述べたら変だよな。
 別にどっちだからいいってわけでもないんだけど、こういうこと言える少年漫画の主人公って貴重だなと思ったので、それだけ。


 銀魂

 イイ話でいくのかと思いきやギャグで落とし、ギャグで突き進むのかと思いきやイイ話へ巻き戻したりで、カオスすぎる。ひとつだけ言えるのは、アニメ化された時が楽しみだということです。中の人的な意味でも。何がジャスティスだよ馬鹿馬鹿しい!
 こりゃあ、八っつあんや神楽も乗り込むしかないな。坂本さんも狙い撃てるはず。約一名、主人公にも関わらず「俺は……ガンダムになれない」人もいる気がするけど。ヒュッケバインはそれこそ版権元の意向でひとたまりもないことになっちまってるし。


 ナルト

 過去回想時もそうでしたが、四代目の戦闘は基本的に面白いですね。ちゃんと一撃で仕留めるつもりで攻撃してるのがいいんだと思う。やばくなったら撤退も簡単だし、やっぱ瞬身の術つえーわ。

 他には、自信満々でダブルラリアットの構えを取る若かりし日の二人と、それを見て恐れおののく敵の図がすごくシュールでした。


 マジコ

 前回ラストで行っていたモノローグは、今回の発作を意味していたのかな。なんかこれまでも結構頻繁に発作を起こしてるんで、死ぬ死ぬ詐欺化しつつあるような気もします。カツジみたいだ。

 本編ですが、「親切に見えるNPCが実は敵」というパターンは、連載だと案外簡単に引っかかっちゃうものなんだなーと思ったり。これが読み切りならバリバリに疑ってかかってたと思いますが。
 とはいえ、疑わなかったのは「そこらの人さらいでも十分理由にはなる」というのも大きかったので、これが意味を持つかは来週以降の動機披露次第ですね。わざわざ近しい人を犯人として設定したからには、「ただ欲しかったのでーえへへ」以上のものが欲しい。

 しっかし、この犯人さん達は解せんなー。もうプラリネの祝福吐きだしてんじゃん。「あっかん……べーっ」って。我々の業界では最高のご褒美なんだが……。


 バクマン。

 人気漫画がどのタイミングで終わるか? という題材はジャンプ的に大変重大なテーマなんですが、それはややチキンに処理し、漫画としては盛り上がる形に持ってきてる印象を受けたエピソード。

 チキンに、と感じたのは、やはりエイジが「もしトップを他のマンガに獲られたらカッコ良くないです。それは僕の中で完璧な終わり方じゃなくなりますから」と、自分の作品を他作品との勝負という側面でしか語らなかったところ。そういう気持ちもあるだろうけど、ひとつの作品として綺麗な形で終わりたいとか、これ以上のエピソード追加は蛇足にしかならないとか、そういった側面についても言及して欲しかった。
 もちろん、そこへ触れるとジャンプ編集部が無理矢理に漫画家を使役してるみたいで超悪役化してしまう可能性もあるのですが、それを承知の上で踏みこんでくれたら、スゲー格好良いと思ったのです。やはり現実的に無理か。

 漫画として盛り上がる形に、というのは言わずもがな、そこをスルーして票数勝負という側面を強調したことで、エイジと福田組との勝負を成立させたことですね。今回のテーマは突き詰めれば突き詰めるほど、湿っぽく重苦しい話になる可能性が高いので、カラッと主人公達の勝負で決着をつけるのは正解かもしれません。何せ現実で出ている答えは、喧嘩別れとか圧倒的な人気を背景とした超長期休載とかだからなー。

 港浦さんに関しては……いや、どうコメントすればいいんだろう。


 ブリーチ

 石田が力を取り戻した時も似たようなことやってましたが、この世界の人達はこういうの好きだなー。

 そしてこの場にいないのに殺す宣言されちゃってるチャドさんである。


 超能力者 斉木楠雄のサイ難(読み切り)

 まさかのカムバック。こうなった経緯が気になって仕方ありません。

 感想ですが、前回の読み切りで登場したキャラを掘り下げる話になっているので、入り込みやすさが格段に上がってますね(とはいえ前回読むのが前提なんだけど)。掘り下げられた当の本人である燃堂君が、能力もあって他人を信用しない主人公の対極に位置するようなキャラなのもあって、結果的に両者共にキャラを深める形になってるのもイイ。


 黒子のバスケ

 別にそういうわけでもないんだろうけど、青峰君に当てようとしたようにしか見えないイグナイトパスと、それをドラゴンボールの登場人物みたいに受け止める彼の構図がとても面白かったです。


 こち亀

 中国の人が文化を取り戻すように~というのは、前にテレビか何かで見て、興味も抱いていたので大変面白く読むことが出来ました。あの国は本当にここんところ、ブイブイやってるよなー。新興国もガンガン囲い込んでるし。一人っ子政策とかもやってるから、近い将来に日本以上の超少子高齢化社会が訪れる気もするけど、何せ人口と国土が半端じゃないからな。伸び代があるうちに、どれだけ伸びていくのか。

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by ejison2005 | 2011-06-13 05:47 | ジャンプ感想