週刊少年ジャンプ 11年 20・21合併号 感想
 いい加減、トリコのアニメオリジナルキャラがウザ過ぎてたまらんのですけど、どうにかなりませんかね。
 この女、どこに需要と必要性があるというのだろうか……。


 ワンピース

 う~ん、何だろう。前回辺りから、すごく空は飛べなくても翼ならある感じの空気が漂っている。撃つなラリー!
 というか、あんたらが武力行為に及んでる時点で故郷の立場はモリモリ悪くなっていってるし、実際、王様もそれを嘆いたりしているのですが、それは何の罪もない未来の魚人族が目の敵にされることへは該当しないのでしょうか。そりゃ、抵抗力の無い相手にわざわざトドメを刺せとか、一般人相手でも大量虐殺しろとは言わないけど、向かってくる相手は普通に殺す気で戦うもんでしょう。

 更に今回問題なのは、別にタイガーさんの謎理論を混ぜ込まんでも話が成立するということなんですよね。普通に海兵をぶち殺しまくっていても、幼女との出会いによってタイヨウの海賊団が心中に抱いた感情は何ら変わることが無かったと思う。
 アーロンさんが追い出された理由付けとも考えることはできるけど、それにしたって「アーロンさんだけは戦闘の結果命を奪うのではなく、人間を殺すことそのものが目的となっていた」とでもしておけば良いわけで、うん、やっぱり意味が分からんな。

 結局のところ、本筋へ影響を及ぼす風でも無く、ただ挿入しただけになっているタイガーさん青少年の主張は、そのまま尾田先生が入れたかった主張であると考えるしかないのかな。で、僕はそれに一切共感することができないから、こんなにも空虚な読後感を味わっているという。


 バクマン。

 愛しの人が(何故か)「警察呼びたくない」とダダこねたので駆けつけたら、「もっと強いと思ってました」「少し黙ってて」とそしられ、挙句の果てに問題起こしまくってる中年男に寄生されてしまう平丸さん(´・ω・) カワイソス
 彼が今回、一番気の毒なヒトだたね。

 しかし、いみじくもシュージンが口にしている通り、中井さんは酒と場の雰囲気に酔っていただけで、根本的な問題は全く解決していないわけですが、今後、どうするんだろうね。今までの描写から考えて、どう考えても問題起こすっつーか、既に超特大級の問題を起こしているわけだし。
 まあ、秋名さんが作画担当探してたという伏線もあるし、何ならインパクト重視でまた問題行動に走らせてもいいしで、いつも通り、脇役飼い殺しの刑に処されるのかな。


 ナルト

 紙食ったのが原因で腹を壊し、結局駆けつけられずに戦闘不能になるオチと予想。過呼吸で戦闘不能が残した負の遺産はでかいものがあります。僕の中で、ナルトは割と病弱なイメージ。というか、食わんでも額当てにしまい直しとけばいいものを。

 で、結局、チョージは何をどう頑張ってこの戦場を終わらせたんだろう。


 銀魂

 すげえ、ここまで遥かイスカンダルの彼方まで話をぶっ飛ばしておいて、最終的には序盤に提示された結論である「こんな人間になったら駄目」というところへ着地させやがった。
 一連のエピソードにおいて最も優れていたのが、まさにこの部分で、要するに、幸せの青い鳥なんですよね。一番幸福な結末は、スタート地点にこそ存在するという。あれだけ気の狂ったギャグを連発しておきながらも、最終的にはきちんとオチているのは、古くから存在する王道的帰結を用いているというのが非常に大きいと思う。それに、青い鳥オチっていうのは性質上、やるせなさや骨折り感の強い代物だから、それが上手くラストシーンの空虚な空気を演出しているし。

 どうでもいいけど、普段のさっちゃんを見てもどうということはないのに、はかま姿のさっちゃんはかなり可愛いと思った。そしてなんという、さっちゃん得エンド。


 トリコ

 この手順で痛めつけることが、何故、体内の二酸化炭素を涙腺に溶けさせることに繋がるのかはさっぱり分かりませんが、しかし、ハッタリとしてはありだなあ、と。元より、奇っ怪な食材が数多く登場する漫画でありますし、ちゃんと事前に特殊調理食材を大量に登場&交戦させることで、違和感を軽減させているし。

 刺されちゃった小松に関しては、いよいよグルメ細胞取り込みなのかな。それにしても、ベジタブルスカイに出てきたのと同種族だと目されていたGTロボモドキさんは、復活してみたら似ても似つきませんね。


 こち亀

 音楽業界の不景気に関しては、近年話題になることも多い題材でもあるだけに、徹頭徹尾ギャグで済まされてしまったのはちょっと残念だったかな。といっても、現実で答えが見つからない問題をあまりリアルにやっても仕方ないし、このくらいが程良いバランスなんだろうな、やっぱり。

 お話的には、売れてなかった人達が目指していた方向性ではないとはいえ売れるようになり、レコード会社も儲かり、両さんも儲かってるわけで、誰も損をしていない読後感の良いエピソードであったと思います。


 ハイキュー!!(読み切り)

 バレーボール漫画ということで、四谷先生の頃とは随分と芸風を変えてきてるんだけど、個人的には正解だったんじゃないかなあと。題材によるところも大きいと思うんだけど、画風の変化によって大分取っつきやすさが増していると思う。ジャンプ漫画の場合、そこはかなり重要なポイントだと思うし。突き抜けきってれば別として。

 お話的にも、「ジャンプ力はすごいけどノーテクの主人公と腕利きのセッターでどう戦うか?」という問いかけに対してしっかりとした解答を用意するという好感の持てるものですし、何より、キャプテンが普通にイイ人だったのが好印象。お話の都合上、中盤はメイン二人がちょっとギスギスしなけりゃならないんだけど、そんな中で、一服の清涼剤として上手く機能していたと思います。
 何より、主人公がクライマックスで解答を出せたのは彼のアドバイスあってのものということで、主人公一人で答えをひねくり出す展開だった場合に比べて、説得力が格段に増しているんですよね。創作物における「年長者からのひと言」というギミックを、効果的に活用していた例だと思う。お墨付きってやつは、現実でもフィクションでも非常に重要なものなのです。

 難点としては、練習試合までの間にある程度特訓していた割に、主人公が全く上達できていないという展開に無理を感じざるを得ないので、そこへもうちょっと理屈付けが欲しかったかな。あと、「すごく高く跳べる」と言ってる割に、実際の絵面ではそれ程高く跳んでる感じがしないので、そこはもうちょっと漫画的なハッタリを効かせてもいいと思う。

 総じて満足度の高い読み切りだったんだけど、実際に連載するとなると、カイゼルでスパイクな結果に終わりそうな予感もプンプンするんだよなあ。何でだろう。


 グリム

 イソッペの変貌ぶりが凄く面白かったんだけど、宮本武蔵なんかのギャグは全然面白くなかったんだよなあ。この漫画、もうちょっとネタの平均レベルが上がれば、随分と好感度が増すと思うのだけれど。こればっかりは、作者のセンスに賭けるしかない。


 マジコ

 切り札を切ったと見せかけて……温存を図った……だと……。

 いやまあ、思ったよりマジメな儀式だったから、素っ裸でやっていても困るっちゃ困るわけですが、それにしたって残念だ。ただただ残念だ。ルーちゃんが野性児の癖して何気にガード固かったのも含めて残念だ。

 そういえば、マジコに関する記述や技法が残ってるってことは、過去に誰がしかがそれを遂行したってことなんだけど、そこら辺が語られることはあるのかな。今急いで明かすような必要のある事柄とも思えないんで、まだ説明してないのは納得です。

 緋空の皇帝さん()とお連れの方に関しては、「一般的な魔法使い」と尋常に戦う場面がいまだにない(あのお金持ちさんはちょっと装いが違ってたし)、というか、「一般的な魔法使い」の登場する場面が存在しないため、いまいち凄さを理解できないのは、この漫画が現在抱えている明確な欠点だと思う。


 めだかボックス

 ヒント1:パラサイトシーイングを使えば相手の価値観(?)が分かる。
 ヒント2:効かなきゃ効かないで特定余裕でした。

[PR]
by ejison2005 | 2011-04-25 09:25 | ジャンプ感想