仮面ライダーオーズ 第24話 感想
 「思い出と恋と海のコンボ」

 もしかして「思い出と恋とツッコミ不在」。
 いや、ツッコミ不在というか、まとめ役が存在しないというのが正解というか、火野さんがいかに主人公であったかをまざまざと思い知らされるエピソードでした。誰も話をまとめられる奴がいねえっ!
 どうでもいいけど、伊達さんいい体してんなあ。


 そんなわけで火野さん急きょポンコツ化
 ぶっちゃけてしまえば、伊達さんメインエピソードである為、いつも通り火野さんが出張って来ちゃうと、話にまとまりがなくなってしまうから行われた措置であると思う。別に知り合いでも何でもない以上、伊達さんほどスマートに宿主さんを説得したりはできないでしょうが、今回のヤミーは外付けなんで問答無用で倒すという手段も存在はするし。
 それよりも気になるのは、演出的な綱渡り感ですね。先週同様、僕的にはギリギリ許容範囲ですが、これは受け付けない人も多かったんじゃないかな。基本、生の人間が演じる映像作品において、このようなアニメ的演出は相性が悪い……というか、お寒く感じられることが多いし。
 とはいえ、真面目に口説きへ行かせればよかったのかといえばそれは違うし、控え目な演技では分かりづらいし場面がもたないしで、このくらいオーバーなリアクションを見せるのが、最適解ではあるのかもしれません。
 ちなみに、一番面白かったのは、柱でグールグルしている火野さんが一回転毎にアンクの頭をはたいているところ。アンクの中の人の演技が素晴らしかったと思うw


 全体的に戦闘シーンはやや雑か
 今週、気になったポイントのひとつはここで、どう控え目に見ても戦闘シーンは微妙だったかな。
 特に問題なのは、主役回なのに軽くイチャついた後ドリル一発で戦闘終了してしまい、見せ場と言うにはややお粗末な感じだったバースと、わざわざメダル献上しに来たとしか思えないカザリさん。前者は代わりに医者としての見せ場を与えたけど、後者は販売スケジュールの都合が見え隠れしていて、どうしても苦しい感じが隠せていなかったと思う。
 カザリさんまでスーパーコントタイムに参加していたのは、そこら辺の台所事情を見せてしまったことに対する、せめてものファンサービスなのかなあと邪推してしまうことしきり、でしたね。
 いや、まあ、待ったをかけられて呆然とするカザリさんとか、本当に待ってくれてやる気ゼロになっているカザリさんとか、僕らにとっては何よりのご褒美だったからいいってことよ! とは思うけども。


 進んだようで進んでない伊達さんの物語
 もうひとつ気になったポイントはここで、ぶっちゃけ、今週の伊達さんは本業が医者であることを明かしただけで、何で1億円集めてるのかは相変わらず謎のままだし、宿主さんとの再会を経て人間性に変化が訪れたわけでもないので、物語の進行としては足踏み状態になってしまっているんですよね。
 いつも通り脇役をやっている話ならばそれでも問題はないのですが、今週は彼が主役の話であり、新フォームであるシャウタの活躍を半ば食う形で出番を与えられているのですから、もう少し踏みこんでみて欲しかったかな。
 この進行ペースだと、バースの強化フォームが登場するくらいまでは伊達さんのままで、強化フォーム登場回くらいで後藤さんにバトンタッチするのかな。当分の間は、伊達バースを拝み続けることができると思う。


 妹社長さんの顛末
 先週も書いた通り、レギュラーキャラの知り合いの親類(近いようで遠い立ち位置ではある)故か、あまりわだかまりを残すことなく、スパッと遺恨を断ち切ってくれたのが印象深い。
 宿主さんは本人も言ってる通り、「ちょっとキレイになろうとした」ところをパワーアップしたカザリさんの手で無理矢理ヤミーを生み出させられた、ほぼ純粋な被害者であるわけで、何気に今回のエピソード、最も成長を遂げたのはこの妹社長さんなんじゃないでしょうか。特にその後は描かれてないけど、これからは姉妹仲良くやっていくのであろうことがうかがえる結末でしたし。
 ゲストキャラクターがゲストキャラクターの成長に作用するという、こうして考えてみると、なんか変なエピソードではあります。
 ところで、宿主さん一人で研究を進めていたわけではない以上、妹社長さんが単なる広告塔でしかないことは社内だと公然の秘密状態だと思うんだけど、他の研究者さん達の助力をかたくなに拒んでいたのは何でなんだぜ。話の構造が分かりやすいように、という配慮なんだろうか。


 伊達さんの収支状況
 ビックリするくらいマイナスが出てる。そんなに使ったっけ? と思わんでもない。
 もしかしてこれ、後藤さんの射撃練習で使ってるのが主な出費なのでは……。


 その時、真木に電流走る……ッ!
 店長wwwあんた一体何したんですかwwwww
 伊達さん以上の弱点が発覚したことにより、真木さんの豆腐メンタルっぷりがいよいよもって顕著なものになってきたと思う。当初は中ボスか何かになりそうな雰囲気だったのに、今じゃ全然そんな風格を感じられないよ! よ!
 カザリさんとつるんでいたりはするけど、鴻上ファウンデーションの方針自体には沿っているし(というか鴻上さんにはバレてそうな気がする)、登場時のヒールっぽさはすっかり霧散してしまったなあ。


 伊達さんのちょっとイイ話
 バシッと決めてくれる伊達さんマジカッケー、としか言いようがないです。男でも惚れてしまいそうだわ。


 荒ぶる変身のポーズwith3人組
 火野さんを抱えている妹さんはともかく、アンクのその膝立ちカメラ目線は一体何だというのだろうかw


 タカヘッドの意外な能力
 スターティングメダルの中で一番働いてないと思ったら、一番重要な役割を担ってたコレッ! (ガビーン)
 そういえば、今まで掴み取りやってた時は全部タトバだったんだっけ? 頭部でサーチし、腕でコアメダルを直接奪い取る形態だったわけか。対グリードとして考えると、これほど有用なフォームはなるほど、ない。
 バッタレッグは……う~ん……当たった試しのないタトバキックが炸裂すれば効用が判明するんじゃないかな?  番組終了までないんじゃないかって気がしてきたけど。


 仮面ライダーオーズ シャウタコンボ
 頭部から順にシャチウナギタコで構成するコンボフォーム。分かりやすい海産物。
 水辺以外ではどうするんだろうこのフォームと思っていたら、液状化能力を持っていやがったというw さすがにバイオライダー程の無体な性能ではないと思うけど、純粋な物理攻撃に対してなら、無敵ともいえる耐性があるんでしょうなあ。
 タコレッグを展開しての連続キックなんかは強力なんだけど、水中以外での絵が想像しづらいし、CG合成の手間もあるだろうから、今後多用されるかどうかは不明。やっぱり、鍵は液状化の方だと思う。


 スキャニングチャージ オクトバニッシュ
 ムチで拘束してからドリル串刺しという、クリムゾンスマッシュ系列のライダーキックですね。謎ビームとかではなく、物理的にやってる辺りがなかなかえぐい。
 ムチによるスタン効果は、雷属性のウヴァさんにすらある程度有効に働いてたから、拘束しちまえば最後、幹部怪人でも回避することは不可能なんじゃないでしょうか。これ。


 今週のゴーカイジャー
 パイロットの1・2話が終わったところで、基本に則って各人の主役エピソード開始。
 今回の話は、客演であるマジレッドの使い方が優等生的でしたね。あんまり前面に出て俺が俺がとはやらず、先達の戦士として、行動でもって後輩を教え導いている。
 ただ、そこら辺はキャラによるし、客演全員が同じ行動してたら面白みもないので、今後は様々なバリエーションがあるんじゃないかな。とりあえず、変身自体は一般人でも可能なのが先週明らかになってるから、モバイレーツ借りて変身するのは誰かやると思う。

 で、ロボットの中身が空洞なのはどういうギミックだろうと思ったら、中から歴代戦隊のマシンが出てくるのなw
 これ、ゴレンジャーだとバリタンクが出てきたりするのだろうかw

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by ejison2005 | 2011-02-28 06:23 | アニメ