週刊少年ジャンプ 11年 11号 感想
 星を護るのが使命の天使達は、家主の経済情勢を考慮しないニート生活を満喫した。
 一方、海賊の汚名を誇りとして名乗る豪快な奴らは、普通にお金払ってカレーを食べようとするも、それは阻まれてしまっていた。

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 ドイソル(新連載)

 サッカーやったことないんだけど、かのスポーツの監督というものは、流動する状況に対していちいち細やかな指示を選手達に伝えるものなんでしょうか。というのが、まず最初に湧きあがった疑問。野球とかなら分かるんだけどね。あれはひとつひとつの行為にインターバルが存在するし。少なくとも、こないだのアジア杯ではそんな様子はなかったなあ。

 いやまあ、漫画だからそんなリアリティなんぞ蹴り飛ばしたっていいし、第1話の試合描写は短いページ内で上手いことやってのけたと思うんだけど、問題は各々のキャラクター性を所持した面子がチームを結成し、決着まで何週間もかかるような強豪校との試合になった時だと思うんですよね。
 それぞれのキャラはピックアップしないといけないし、監督の個性を出すためには、ピップアップされた彼らに指示を下さないといけない。しかし、漫画は将棋の実況中継じゃないわけで、いちいちそんなことしてたら、恐ろしくテンポが悪くなりそうな気がしてならないのです。具体的に言うと、こないだのナルトでシカマル父がやってた戦術解説みたいなのが延々と続くんじゃないかと、不安になってしまう。

 ところで、P2とかでも気になったんだけど、学校の部活動レベルで入部試験とか本当にどうなんだろうか。レクリエーションとして部活動を楽しみたい人間も当然ながら存在する(むしろ大半ではないか?)わけで、そういった人間達が学習する機会を奪うのは、いかがなものかと思うんだぜ。今回は都合よく真剣にサッカーやりたい奴とDQNしか集まらなかったけど、もしそういう普通の生徒が混ざってて、彼が試験で弾かれてしまったとしたら、それこそ楽しいサッカーの全否定になるのではないだろうか。
 まあ、坂道少年のサッカーはいまんところ「自分が」楽しいサッカーな上、他人を試す無駄に嫌なところもあるので、別にそんなの気にしなーい、ということなのかも分かりませんが、ガガガ。

 他には、現役高校一年生がそんな実績持ってるってどういうことなの? とか、裸足でサッカーやったら足の爪がえらいことになるんじゃないの? とかが気になった。


 ワンピース

 すげえ……巨大な少女なんだから、当然いかにインサートするかを僕達読者は考えていて、その時点で十二分なくらい変態だというのに、尾田先生はむしろ巨大少女をインサートしてみせやがった……!
 なんかもう、僕の貧相な言語野じゃ全然適切な言葉を導き出せないけど、とにかく尾田先生は未来に生きてやがるな……。


 ナルト

 確かにこんなクソ面倒くさい武器で大活躍したんなら、そりゃ確かに伝説にもなるよなーという感じ。だって、最初にパンチした時、クナイか何かを握りこんでおけばそこで勝負ありだったんだぜ?

 ひょうたんの中に封じるって時点で格上相手か人質作戦専用装備みたいなもんだし、実力があるなら普通の忍具で戦った方が強いんじゃないかなー。


 トリコ

 自分で口の開け閉めしてみたらよく分かるんだけど、あの縫い目を自力で破くって、不思議な顎関節ではあります。これも音使い故なのだろうか。

 「絶滅させたのは生態系を狂わす危険生物だけでした」というオチは、ゼブラのキャラクター性を維持しつつ、主人公の仲間というポジションも維持できるいいアイデアだったと思います。トリコの「だからって絶滅させちゃいけねーけどな!」というフォローもいい感じ。そりゃ確かに捕まるよねーと思わせつつ、でも危険なだけじゃないんだね、と思わせる働きをしてくれている。
 しかしこれ、ゼブラさんツンデレロード一直線なんじゃねーかな。現時点で既に「か、勘違いしないでよ! あんた達のために絶滅させてるわけじゃないんだからね///」という感じだし。
 これでグルメ四天王は、ワイルド系、クール系、俺様系、ツンデレが揃ったことになるわけか。ベーコンレタスが食いたくなるな。どっちかというと、ガーデンローズって感じだけど。


 ブリーチ

 おお……チャドは毎回毎回あんな無様に負け続けても、しかし、誇りは失っていなかったのか……。実績が伴っていれば格好良い台詞なんだけどなあ……実績さえ伴っていれば……。


 銀魂

 先週も書いたけど、やっぱり看守長がクズであることは覆されていないので、いまいち腑に落ちないオチでした。
 これは、普段極悪な不良が雨に濡れた子猫を助けてやってる姿を見てときめいてね、と強要されてるも同然な話の気がする。


 バクマン。

 いや、小杉さんはまず編集長なり班長なりにこの事を報告して判断を仰ごうぜ。別に親兄弟を人質に取られてるわけでもなく、あなたの胸にしまっておく必要は一切ない事柄なんだから(何せ本人がバレたらその時と言っている)。何か問題があった時、責任を取れる立場にいるわけでもないし、何より僕は、ホウレンソウってとっても大事なことだと思ってるの。

 もはや七峰君式の創作術をディスる方向に持っていってるのは明白ですが、かといって、編集部を持ち上げるわけでもなく、むしろ新人に社会人としての常識を教育していない風に描写するって、ガモウ先生は誰を勝たせるつもりなんだろうか。コミックギアでも創刊したいのかな?


 黒子のバスケ

 あんまりこの漫画の感想書いてないけど、2周年だし。

 日向君の3Pが決め手になる展開を描くのならば、何で外してしまうのか、その理由を用意しておいた方がいいんじゃないかなーと思うことしきり。
 これだと、「そこそこの腕しかないからなかなか入りませんでした」ということになってしまうし、それは極めて現実的な話ではあるんだけど、漫画として日向君にスポットを当てている以上は、越えるべき障害を用意し、それを乗り越えることによって「成長したんですよーだから入れられたんですよー」とアピールするべきだと思うのです。だって漫画なんだから。


 エニグマ

 おいwww「右の扉」側からならどんな高速回転だろうと余裕でスイッチ押せるじゃねえかwwwww

 しかも左にある件。あんだけ密集してた歯車群は、一体どこへ消えちまったんだろうね。


 ライトウィング

 イメージ映像でしかないはずの翼をもがれて「ぐあああああ!」とやってるラストシーンで不覚にも笑ってしまいましたw
 これがイメージドランカーの末路というやつなのだろうか。



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by ejison2005 | 2011-02-15 03:54 | ジャンプ感想