仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat. スカル MOVIE 大戦 CORE 感想
 見てきたよー。
 当たり前だけどネタバレするんで、未見の方は注意してくださいね。



 仮面ライダーダブル

 映画のメインがスカルであることもあって、ライダー勢よりも所長が主人公をやっているような感じでしたね。翔太郎とフィリップは、あくまでも振りかかる火の粉を払っているだけ、という感じ。彼らの物語はTV版できっちりと完結しているので、これもむべなるかな。
 そして照井w 所長のNo! More! 仮面ライダーは最終的に、仮面ライダーというヒーローそのものの在り方という形で落ち着いたわけですが、これ発端は確実に照井が戦ってばかりで所長をほっぽらかしにしてたからだろw
 恐竜型のヤミーに関しては、まあこんなもんかなーという感じ。TVで後に出てくる強敵が使役するヤミーといえど、ワンシリーズ終了させてクリア後の隠しダンジョン突入してるレベルの連中と戦えばこうなるよな。
 謎なのはメモリーメモリーをどっからパクッてきたのかという点くらいでしょうか。あれ本当に、どっから持って来たんだぜ??


 仮面ライダースカル

 そして今回のMOVIE大戦メインパート。こちらは完全に「新番組仮面ライダースカルの第1話」といった風体になってましたね。
 スカルのデザイン自体、仮面ライダーの初期案でもあったスカルマンをインスパイアしているのもあって、全体的に石ノ森テイスト満載な暗くハードな作品に仕上がっていたと思います。

 相棒
 というか今回の犯人。ジャンプ感想やってる身として、やっぱりこの「身近な人物が犯人だった」という展開には既視感を覚えてしまいますね。
 が、こちらは尺が大目に取れていることもあって、ちゃんとマツに対するおやっさんの心情などを描写し、単なるサプライズとしてではなく、近しい人間が犯人であること事態に意味を持たせていたのが好印象でした。
 ガイアメモリは人間の感情を暴走させる働きがあるので、きっと、今回の一件がなければ普通にいい人だったんでしょうなあ。現にこれまで、妬みは持ちつつもおやっさんとは仲良くやってきたわけだし。
 メモリブレイクしただけだから普通なら死ななかったと思うんだけど、浸食が進み過ぎていたのか、はたまた10年前の被験者1号だからメモリの技術もまだまだ発展途上だったのか。

 スパイダードーパント&バットドーパント
 スカルマンインスパイアの戦士が最初に戦う相手は蜘蛛と蝙蝠。まあ、つまりはそういうこと。
 それぞれモチーフとなったメモリとは関係ない特殊能力を持ってるんだけど、蜘蛛のリア充爆発爆弾はともかくとして、蝙蝠さんの機械操作能力は一体どのような経緯で身に付けたものなんだろうか。実はメカフェチだったのか。

 10年前の人々
 こうやって、TV版の設定が拾われているとニヤニヤしてしまう。サムはまあ出てくるだろうと思ってたけど、Tレックスのお姉ちゃんが出てきたのは完全に予想外で「おお!」と思わされた。デートするくらいに仲良しだったのはともかくとして、このデート先をチョイスする辺りはさすが翔太郎と言わざるをえないw
 シュラウドが幼馴染みであったという設定にしたのは、本編終了時のイメージを反映させた結果ですかね。今更、非情なシュラウド出されても困るし。利用したとかではなく、あくまでも頼っていたと。
 10年前の所長マジ所長。

 潜入作戦
 ストーンに対する「臆病な方が~」は、ビギンズナイトの翔太郎と対比させていますね。まあ、結局ストーン死んじゃったぽいけど。スカルメモリを受け取っていれば助けられたわけで、この辺りも仮面ライダーとして戦うきっかけの一端でしょう。

 仮面ライダースカル
 以前の劇場版では銃使いのイメージが強かったけど、今回は肉弾戦メインの殺陣を披露してくれました。変身前も変身後も華麗な格闘術を披露してくれたよ。
 最初の変身で完全に力を出し切れていなかったのは、クウガよろしく「戦うための覚悟が足りなかった」という解釈でいいんですかね。マツとの対決シーンでも、そのことを罪のひとつとして数えているし。
 それが所長からの電話や、相棒を倒すための決意などで、覚悟を固めていったと。
 スカルマグナムのマキシマムドライブは……去年のMOVIE大戦でダブルに喰らわせてた時からショボイなーと思ってたけど、本当にショボくてちょっと笑い。スカルマグナム自体、あくまでもトリガーマグナムのプロトタイプでしかないからね。
 腰部に装着した際のマキシマムドライブは、蓋骨っぽいイメージを重視した結果かなと思ってます。普通の飛び蹴りだと、ジョーカーのライダーキックと被っちゃうしね。
 スカルギャリーは、これを改造してリボルギャリーにしたのでしょうか。というか、リボルギャリーってもっとでかいイメージがあったんだけど、実際に大型トラックと並走してみると、そこまで突拍子もない大きさでもないのね(スカルギャリーと同サイズだとして)。

「無理だな……」
 翔太郎なら間違いなく助けているシーンだけど、この辺りのスタイルの差が二人の違いでもあるのかもしれない。無論、どちらが正しいというもんでもない。

 会えなかった理由
 これはMOVIE大戦パートで明かされたわけだけど、上手いこと理屈付けしたなーっていう感じ。単純に補完でもあるし、このままだとおやっさんの浮気話になってしまいそうなスカル編のイメージに対するフォローにもなっている。
 おやっさんが娘を放ったらかしにしすぎなのはTVの時から言われてたことですし、こうやって遡って理由を付けてくれるのは嬉しいですね。


 MOVIE大戦CORE

 デカモノと戦うパート。うっかりするとそれだけで終わってしまいそうなところを、「仮面ライダーとは何か?」というテーマに繋げ、スカル編のテーマ補完に繋げていたのは流石といったところ。
 他にも、フィリップが死んだ元凶の一端であるブツとのご対面とか、バースの中の人(笑)とか美味しいネタはいくつかあったんで、尺の少なさが悔やまれます。
 もうちょっとこう、グレートマジンガー対ゲッターロボみたいな、丸っと長々と共演し続けるような映画も見てみたいですね。

 仮面ライダーオーズ タジャドルコンボ
 頭部から順にタカクジャクコンドルで構成するコンボフォーム。中間フォームのはずなのに、まるで最終フォームのような威厳を兼ね備えた強力な形態。明らかに他のコンボフォームとは格が違う。
 タジャドルの風を受けてゴールドエクストリームに変身する流れは、設定とか色々置いといて単純に格好良かったと思います。
 ライダーキックはドロップタイプだったけど、これはダブルに合わせたのかな。

 仮面ライダーCORE
 ライダーについて知り尽くしたと語る知ったか君。火野にツッコミを入れられてる時点で相当ではある。特殊能力として、オーズをボコっている間、ダブルが棒立ち観戦を決め込むというのがある(マテ)。
 う~ん。あんまり語るところがないかなあ。CGという制約上、どうしても必殺技で一気に決めちゃう戦いになってしまうし。ウルトラマンなら、光線撃ったりして戦えるんだけどね。ライダーでこの手のバトルをやるのは、やはり無理があると思う。

 後藤さんマジぼっち
 友達であるオーズ君に誘われて合コンに参加するも、オーズ君が急用で出て行ってしまったため、他全員が知り合いというグループに彼は一人取り残されてしまったんDA。
 バースの「あの、俺どうしたらいいんですかね?」的な挙動がいちいち受ける。所在無さ過ぎw

 そしてブラジルへ……
 タジャドルキックツエーというしかない。軽く天変地異起こすレベルの偉業なんじゃないだろうか。
 白石さんは安心のオチ要因だなあ。

 父との結婚式
 これがエンディングにもなっているわけですが、すげえしんみりとするいいラストだったと思います。
 これで仮面ライダーダブルは、翔太郎の話、フィリップの話、照井の復讐劇、所長の話と、全てのエピソードに決着がついたわけで、まっこと幸せな終われ方をしたものよ。様々な事情が絡んでくる特撮作品において、この綺麗さは特筆すべきものであったと思う。

 クライマックスは続くよ1号と
 そしてド肝を抜かれるサプライズ。いよいよ昭和組も本格的に参戦してくるのかー。
 これ、やっぱり藤岡弘、さんに出演して欲しいんだけど、無理かなー。まず、偉い人達がそれを検討するかどうかというのがハードルだし。黒部進さんがハヤタ隊員でありウルトラマンであるのと同じく、本郷は仮面ライダー1号であり、仮面ライダー1号は藤岡弘、さんであるべきだと思うんだ。
 しかし、ディケイドと電王の合わせ技ならもう何でもありだなw

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by ejison2005 | 2010-12-22 01:50 | アニメ