仮面ライダーオーズ 第9話 感想
 「ずぶぬれと過去と灼熱コンボ」

 何というか、非常にタイムリーなネタと被ってしまったエピソード。→これね。

 もちろん、テロと愉快犯とではベクトルが異なるわけだけど、テロリズムにしたってそれを何十回成功させても自分の主張が通せるわけではないわけで、結局、根っこのところでは大して変わらないのかもしれないなあ。


 今週は進展回
 さて、前回前々回はやや箸休め的要素が強かったわけですが、今週はそれにうって変わって、新要素盛り盛りでお送りされてますね。
 特に顕著なのは火野の過去・トラウマについて明かされたところで、前も書いた通り、「それが明かされてからが主役として真の物語スタート」という面もあるので、早いうちにそれを明かしてくれたのは、大変喜ばしいところです。
 しかも、今回の相手は愉快犯ということで、「期せずして危機的状況に巻き込まれた男」である火野と「期して危機的状況を作り出す男」である犯人とは、大変美味しい対比関係が築けていると思う。
 こりゃあ、来週行われるであろう、宿主さんとの対決が楽しみだ。


 俺の妹がこんなに暴力的なわけがない
 共食いクソワロタ。
 実際のところ、自然界ではカラスがスズメを襲ったりもするわけですが、アンクさんは鳥類全種の要素が(推定)入ってるはずだからなあ。そりゃあ、苦しかろう。
 他にも、ひきニート扱いされたり借金背負わされそうになったり、先週辺りからアンクさんイジメが加速している気がする。


 「お前……鴻上の……何で……?」
 この「何で……?」が、「どうしてここに来たの?」と、「え、何その格好? ひくわ~」と、どっちにかかっていると考えるかはあなた次第……。
 いい加減、この秘書さんは転職サイトを漁ったりしてもおかしくないレベルだと思う。ぜってー鴻上さんの指示だろこれw
 あと、一日一割の利子は言うまでも無く外道ですね。鴻上さんも分かってやってるんだろうから、これは「コアメダルなら集中させるけど、セルメダルはそうはいかないよ」という意思の表れか。


 メダル出し過ぎで死にかけ
 これは、人間に例えると度を超えて献血するようなものだろうか。どこぞの闇に舞い降りた天才みたいな。
 でも、行動不能になるだけで、前回みたく瀕死の状態にはなってないから、外傷(といっていいのか?)自体はセルメダルの長期取り込みで回復するっぽいですね。


 人間爆弾探知機
 いくら紛争地帯にいた経験があるといっても、火野さん野生の勘鋭すぎワロタ。
 でも、こうやってエピソードでもってキャラクターのバックボーンを語るのは大好きです。背景語りなんてものは、よっぽど特殊な場合じゃない限り、こうあるべきだと思う。
 よっぽど複雑だった場合でもこうせざるを得ないけど、それは最初からもっとシンプルにまとめとけってだけだな。
 説明のための説明なんて、退屈でしかないしね。


 真木さん登場
 彼に関してはまとめて書くけど、人間サイドの敵キャラや2号ライダーかと思わせて驚き、その実態はライダーサイドの支援キャラでした。
 これに関しては、「怪人の犯行を知っていても防ぐ義理は無い。むしろ生温かく見守ってた方がお得」という、この番組独自の設定が上手く活用されていた感じですね。
 前面に出てきている分、嫌悪感を抱きやすいけど、結局、鴻上さんも同じ穴のムジナではあるわけで、どういった落とし所にするかは大変興味深いです(終盤まで待たないといけないだろうけど)。
 逆に、即断即決で人類を守ろうとしてるっぽい後藤さんなんかは幸せな後日談が待ってる気がする。


 「利息払った方がマシだったか……」
 ご利用は計画的に。


 VSサメヤミー
 フォームチェンジで……つまりは、エフェクトを用いる特殊能力にて敵を追い詰めることの多いオーズにおいては、貴重な貴重な無手格闘シーン。
 オーズはまだ、素手での立ち周りも剣での立ち周りも、あまり印象的なものがないんですよね。
 同じフォームチェンジ多様でも、ダブルなんかはエフェクトをかなり抑えた仕上がりだったわけで、そこら辺が殺陣の差を生み出してると思う。
 いや、一長一短なんだけどね。やっぱ、生での格闘が好きなもんで。


 グリード側セルメダル初収穫
 番組放送開始からはや2カ月。ようやく飯にありつけた彼らです。
 しかし、前にも書いたけどグリード側がどのくらいで干上がるのか分からないのはおしいなあ。せっかくのリソースバトルなのに。
 同様に、アンクがどのくらいで復活できるかも示して欲しい。
 物語的には、カザリさん(とおそらくメズール姐さん)が第三者の介入に気付いたのが大きいですね。いつの間に前回の戦いをモニタリングしてたのかは謎だけど。
 今までの戦いも全部観察してたのなら、とっくにカンメカに気付き、そこから第三者の介在へ考えを繋いでそうだしな。


 VSサメヤミー2回目
 と、トラクローが活躍した……だと……。
 第1ラウンドでは互角だったけど、特殊能力発動されると苦戦するのか。
 逆に、ジャンプ力が必要とされる場面とかを入れないと、バッタさんもトラと同じ憂き目にあいそうだな……。


 仮面ライダーオーズ ラトラーターコンボ
 頭部から順にライオントラチーターで構成するコンボフォーム。トラの輝く時がきた!
 メズール姐さんを悶絶させたMAP兵器「ライオディアス」は川を干上がらせるほどの破壊力があるわけだけど、肝心の「干上がっていくシーン」が一切なく、水が戻ってから「あ、干上がってたの?」と気付く映像になっていた為、いまひとつ凄さが伝わりづらいのがネック。予算かかるだろうけど、大事な(トラにとっては特に大事な)コンボフォームのお披露目なので、そこは頑張って欲しかった。
 幹部すら圧倒するコンボフォームで量産型ヤミーに苦戦するわけもなく、スキャニングチャージであっさり勝利。
 高速移動に加え、熱波での広域攻撃を行えるのが強みなんだけど、ガタキリバに加え、コンボフォームは対複数用の能力が目立ちますね。
 そして、高速移動にも広域熱波にも貢献してないトラさんの明日はどっちだ!?


 「ハッピーバースデー、鴻上生体研究所!」
 真木さんのために職員が道を作るこの演出って、事前に行われていたであろう打ち合わせとかを考えるとなかなか胸が熱くなるものがあるな。
「おい……来週、鴻上会長がお祝いをするらしいぜ」
「マジかよ……出迎えて貴重な研究時間を費やす身にもなれよ」
「でも、あの人、こちらが適当に合わせないといつまでも突っ走り続けるからな……」
「しゃあねえな。じゃあ、今年はどんな風に迎えるべか?」


 今週のハトプリ
 パワーアップして合体必殺技を放ったと思ったら、変なでかい女が拳骨叩き込んだ!
 な、何を言ってるのか分からねえと思うが(ry
 そして来週、マリンタクトなくしたという予告で2度吹くw 制作が病気すぎるぜ……。

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by ejison2005 | 2010-11-01 05:19 | アニメ