週刊少年ジャンプ 10年 47号 感想
 病欠の人が出て、穴埋めで3時くらいまでバイトしてたんで、今週は本当の本当に簡易感想で。


 スケットダンス

 お、おお、この漫画までアニメ化するのか。レベルEまでアニメ化すると各まとめサイトで騒がれているし、もうジャンプは本格的に弾が無いんだろうなー。

 で、ちょっと冷静になってアニメと関係ない漫画を現連載陣から抜き出してみると、
 保健室の死神
 エニグマ
 ライトウィング
 いぬまるだしっ
 めだかボックス
 逢魔ヶ刻動物園
 サイレン
 SWOT
 だけとなりますね。要するに、下位を漂う打ち切り候補か、連載して間が無い作品以外はとりあえずアニメ化と。おそるべきメディアミックス攻勢です。
 ……うん、こりゃあサイコー達もアニメ化目指すわ。ジャンプに載って中堅以上の地位をキープし続けさえすれば確実にアニメ化されるくらいの勢いだもの。むしろ現状は、アニメ化されねばジャンプ作品にあらずくらいの勢いを感じるよ。

 本編ですが、今まで面白かったクソゲーネタだけど、さすがに毎度毎度ほぼ同じ構成でこられると飽きが出てきたのか、今までに比べるとあまり面白く感じられませんでした。
 こち亀の特殊刑事ネタもそうだけど、こういうのはやっぱり一発勝負であり、二匹目のドジョウなんざそうそういないものなんだろうね。


 ナルト

 ナルトのバカっぷりはもうコメントする気すら起きないけど、モトイさんは本当にクソの役にも立たねーなー。どんだけ高度な訓練を積んだ棒立ち要員なんだろう。何でこの人は迫りくる脱皮カブトに対し、微動だにせず待ちかまえているのだろう。
 それとも、実は何らかの対抗策を用意しており、間合いに入った! さあ術を使うぞ! と思っていたところでヤマトさんに邪魔されてしまったのでしょうか。でもこの人、イカに捕まったりしてたしな。それはないな。


 ワンピース

 おおよそ一カ月をかけ、連載初回と同じ言葉で再び宣誓して新章開幕と相成ったわけですが、ううむ、どうにも盛り上がり切れていない感じがします。
 パシフィスタとの戦闘は過去のルフィ達と見比べる意味では効果的だったけど、物語全体から見れば、敵軍のちょっと強めな(だけど大量に存在する)ユニットを2対撃破しただけだしなあ。ここまで時間と紙数を割くだけの、もっと大きな状況の変化を巻き起こして欲しかった。

 一連のエピソードにおいては、ルフィ達がぶちのめすべき対象が、パシフィスタとニセ麦わら一味のふたつ存在したわけなんだけど、戦桃丸がニセルフィを叩きのめしてしまったことから分かる通り、結局、ふたつもいるせいで物語上の役割を食い合う状態になってしまっているんですよね。
 ニセ一味を通して二年間でルフィがどういう存在に祭り上げられているかを、パシフィスタを通して純粋な実力の上昇ぶりを見せたかったのは分かるんだけど、これなら、それぞれを単発シリーズに分けた方がすっきりとまとまったかも知れません。


 トリコ

 小松がタコチューしてるコマは純粋にキモかったです。小松は元から美形に描かれていないキャラなので、あまり変顔しすぎるのは印象悪いかもね。センチュリースープの時とかも、ちょっとどうかとは思ったし。

 本編ですけど、ニセメルクさんはこれ女の子ですかね? 髪を乱して顔に朱が入った状態のコマだと、もうそうとしか思えん。
 しかし、腕利きの鍛冶屋が何らかのトラブルに巻き込まれているというのは、ドラクエ3から脈々と受け継がれる古き良き伝統ですなあ。


 こち亀

 チェスって将棋とかに比べればかなりパターンの限られる遊戯だと思うんだけど、百回も待ったをかけられるほど粘ったのはそれはそれで凄いんじゃないだろうか。それとも、何手順もわざわざ巻き戻したのかな。

 本編ですけど、立石駅は利用する機会が多かったので(つっても飲んだりとかはしなかったけど)、ちょっと嬉しくなりました。静岡にいた頃は分からなかったけど、こち亀で自分の生活範囲が取り上げられると、ちょっと嬉しいね。本当にちょっと、嬉しいね。
 もちろん、それはディスられないのが大前提であるわけで、つまり大阪の皆さんはいつもご愁傷様です。
 あ、立石は駅の近くにあるラーメン屋さん(「けんけん」だったかな)が美味しかったです。つっても、貧乏舌なんであまりあてにされても困るけど。


 ムーンウォーカー(トップ・オブ・ザ・スーパーレジェンド)

 とてつもない許斐イズムを感じました。特に絵の構図とか。ものすごく間抜けなポーズだったりするんだけど、得体の知れないパワーを感じる。

 とはいえ、ひとつの読み切り作品としてはやっぱりどうかと思わされますね。特に序盤とか、主人公がCOOLに収監されていくだけで、「こいつは何故捕まってるんだー?」とか、読者に興味を持たせる構成になってない。いきなりフルスロットルで突っ走って、こちらを置いてけぼりにしている。
 全体的にも、おそらく本当は兵器とか嫌いな主人公が昔やんちゃして作っちゃったそれらを回収したり破壊したりして回っているのだろうと、ラストではおぼろげに推察できるようにはなっていますが、そういうのはもっと早い段階で明かした方がいいんじゃないかと。最後の最後まで、「何でこいつはこんなことしてるんだ??」という思いが頭を離れなかったよ。

 ところで、何でマツコデラックスさんは宝を回収した人間の酸素止めてるんですかね? 宝が欲しいのなら、戻ってきてからサメの餌にでもすればいいと思うんだけど。あと、首輪の発火能力ハンパねえですね。


 ライトウィング

 (……僕は今まで…なんて狭い世界で…サッカーを見てきたんだろう)
 うん、君が見ているのはサッカーじゃないからね。ボールを間に挟んだ何か新しい格闘技だからね。名付けるとするならドラゴンボールだからね。

 今週はこのシーンだけでゲラゲラ笑って、なんだか幸せな気持ちになれました。


 バクマン。

 うん、白鳥さんは本当に最後まで全く主体性を見せなかったな……。最後に担架切るのも、周りから散々背中押されたからって感じだし。白鳥さん関連のエピソードは、主体性のない子がそれを獲得し、自分の人生を自分で決めるようになるまでの物語なんだから、一番肝心な部分を周りに任せてちゃいかんと思うのですが。

 連載作家陣の連続読み切り企画ネタに関しては、いや、確かに言われてみればそう考えることもできるけど、本当にそんな後ろ向きの理由でトップ・オブ・ザ・スーパーレジェンドやってるの?? て感じ。うすた先生や岸本先生は言わずもがなとして、空知先生もいい加減、同じ舞台でギャグまわしてくのはつらいだろうしなー。秋本先生と鳥山先生は箔付けって感じなのかな。

 まあ、それはそれとして、勝手に自分達を追い込んでいく、実にいつもの彼らですね。


 めだかボックス

 英雄さんはちゃんと勝つか、何らかの理由で水入りにして欲しかったなー。何でって、ここでゴミみたいに蹴散らされた今、この人って登場からこっち凄い凄いと台詞で説明するだけの役立たずと化してるし。

 しかし、(この漫画では割といつものことですが)マイナスの人達って物凄く饒舌というか、いやに自己鼓舞的ですね。「私は○○だからこうしてるんですよ~」みたいな。そこら辺も、マイナスの定義がブレブレになってる一因の気がする。
 無論、言うまでも無く本当のキチガイはいちいちそんな理由付けせずにキチガイであり続けるわけですから、ここら辺、常人がキチガイを書く限界といえるのかもしれません。
 仮面ライダーキバに出てきたクモファンガイアなんかは(この番組はほぼ全員が……というのはさて置くとして)まさしく本物のキチガイでしたが、あれはただ単に生理的な嫌悪感を与えただけでしたし、マジモンのキチガイを出せばいいというもんでもないしね。

 キチガイキャラについて考えれば考えるほど、荒木先生の偉大さが分かってくる。

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by ejison2005 | 2010-10-26 07:09 | ジャンプ感想