うみねこのなく頃に EP1~6までの感想
 これからEP7に挑戦するんだけど、どうせ感想を書くだろうから、その前に既存EPの感想。
 あくまでも純粋な感想なんで、推理とかはあんまりしないです。あと、僕は繰り返しプレイとか滅多にしない人なんでうろ覚えの部分が多々存在するけど、そこはご愛嬌ということで一つ。

 当然ですが、うみねこ本編とひぐらしのネタバレありです。


EP1

 副題『ファントム・メナス』(違)。


 記念すべきファーストエピソード。これが出た頃はまだ上位・下位世界とかの概念が存在しなかったため、普通の孤島密室モノとして楽しんでました。赤字も存在しなかったから、密室に関しては「ワイヤーで何とかしたんだろう」というのが通説だったと思うし、僕もその類の何かで施錠・解錠を行ったのだろうと思っていた。

 しかしこれ、今になって思っても完全に夏妃さんヒロインだよなあ。

 当時、僕は死体入れ替え系のトリックなんじゃねーのと思ってたけど、それは今でも同じ。というか、赤字関連があるので、トリックの方向性はおのずと限られるんだよね。このゲーム。
 でも、金田一とかコナンみたいに機械的なトリックになると推理できる人間も限られちゃうし、その方向性そのものは正しいと思う。あくまでも、プレイヤーに推理する楽しみを提供するのがうみねこの狙いなんだろうし。

 そういや、宴を全部まとめて処理したのってこのEPだけなんだっけ?

 このEPに限ったことじゃないけど、全員まとまって行動すべき状況下で、お約束のように何やかんやと理由をつけて分散行動を繰り返す右代宮家の人々は、まっこと模範的な孤島密室モノの登場人物であることよ。


EP2

 全然関係ないことだけど、『クローンの攻撃』という邦題よりも、原題そのまま『アタック・オブ・ザ・クローンズ』としていた方が格好良いと思うんだ。
 当時、僕はカナダに留学していたけど、ドリンクやらチップスやら、ジャンクフード系の商品はどれもこれもスターウォーズのパッケージになっていたのが印象的だった。


 紗音さんヒロイン編。嘉音君もイチャついたりはしてたけど、印象に残ってるのは前者だなあ。いや、朱志香のコンサートは無駄なインパクトあったけど。
 非常に疑い濃厚な双子同人物説を鑑みると、ここら辺の描写は何だかんだで結構重要なものであったんだね。今になって思えば。

 で、このEPから赤字が使われるようになったわけだけど、これはうみねこにおける竜ちゃん最大の発明だったんじゃないかと思う。
 まず第一に、前提としてこのゲームはひぐらしプレイ済みの人間が多数プレイしているわけで、その多くが特殊部隊オチを捨て切れなかった。だから、それを強力に否定する何かがなければ、安心して推理などできなかった(いやEP6で孤島災害オチがほぼ確定しちゃったんだけど)。
 それを払しょくするために、この赤字というのは貢献していたと思う。
 第二に、推理する材料が格段に増えた。
 本来、赤字なんてもんで可能性を限定されない方が推理の裾野は遥かに広く、それこそ、様々な機械的トリックに思いを這わせることも可能だったわけだけど、それをあえて不可能にし、トリックの方向性を限定したことによって、俄然推理する意欲が湧いてきたのです。人間ってのは、与えられた材料で何をどうするか考える方が頭を回せる生き物なので。
 もちろん、赤字が本当に真実かは限らない(だって竜ちゃんだから)という問題があるわけだけど、それならそれである程度のライン引きも可能だし、これは本当にゲームを奥深くした要素だと思う。複雑な新システムを使ってるわけでないところも、心憎い。

 赤字と共に、このEPから幻想描写や上位世界の概念も登場。今でこそ幻想描写=ノイズと考える見方が強いけど、当時は前提なしでこれをいきなり見せられたわけだから、凄まじいインパクトだったし、マジで屈服しかけた。

 そして、戦人の無能っぷりもこのEPから顕著なものに。てめーはもっと情報を引き出す努力をしやがれよな。

 ところで僕は当時、ベアトの正体って鎮守の祠に封印されてた何者かだと思ってた。蜘蛛嫌いだし。今でもちょっと思ってる。


EP3

 ライトセイバーでのアクションが大好きな人間なので、要所要所で斬り合いを盛り込んでくれてるエピソード3は一番好きな作品かも知れない。しかし、最終決戦におけるオビ・ワンの戦法は理にかなってるっちゃかなってるけど、何とも地味な勝ち方だったよな。色々な教訓を含めた勝ち方であるから、あれでいいんだろうけど。


 ここら辺からベアトがヒロイン化し始めたような気がする。九羽鳥庵の件とかね。

 で、唯一生存者が存在したEP。綿流し編における梨花殺し同様、きっと重要な何かが起こったからこその結果なんだろうけど、サッパリ分からんぜえ。
 そんなわけで、推理すべき要素はいっぱいあり、謎解き的な意味では頂点というべきEPだったと思う。
 というか、この後のEPが謎解き要素を減じさせすぎなんだけどさ。


EP4

 記念すべき始まりのエピソード。ライトセイバーをバンバン振り回すアナキン時代は確かに格好良いし面白いけど、それはあくまでトリロジーシリーズで地固めをしていたからであって、やはり、大作SFとして金字塔にまで登り詰めたトリロジーシリーズは偉大なんだろうな。
 それにしても、クローントルーパーさん達は何をどうやってこのようなお間抜けお笑い集団に変じていったのだろうか。


 というわけでEP4です。はい。
 この辺りから、面白いシーンとそうでないシーンとが混在してくるようになる。面白いシーンというか、推理する材料のあるシーンとそうでないシーンといった方が適切か。
 ぶっちゃけた話として、僕は縁寿ちゃんの境遇とか全然興味ないからね。ちょっとやそっとならキャラを深める意味もあるし入れるべきだとはおもうけど、ほとんどがそれで占められているこのEPは、プレイしていて何とも退屈なものであったとも。

 幻想描写の多さも特筆モノで、この時点ではあれはほとんどノイズだと分かっているので、茶番を延々と続けられてるだけのどうしょうもない時間になってしまっています。

 結局、初出の推理材料が出てくるのはほとんどお茶会以降なわけで、あの本編は何だったんだろうという思いが今でも拭えないのであった。

 僕はあくまでも、推理する楽しさをこのゲームに求めています。


EP5

 お父さんはダース・ベイターでした。それにしても、EP3見てから思うとヨーダは本当に無責任だよな。ルークは最後の希望じゃなかったのかよ、というw


 ドラノールちゃん登場編。ヱリカちゃんも登場。

 ドラノールによって探偵の絶対性が保証され、ヱリカちゃんが必要異常なアグレッシブさで情報収集してくれていったおかげで、EP4でげんなりしていた僕も大分推理意欲を取り戻した。戦人も、ここまでやれとはいわんけど、もうちょっと積極的に行動しとこうよな。上位世界でゲーム放棄とかかましてるし。

 既に死が明らかになってる金ちゃんの生死をかけてのラストバトルには、おいおいと思うところがあるけど(バトルするなら初出の推理情報をかけてのもとにして欲しい)、ラストで戦人がついに真相へ至ったことから、次EPへの期待はうなぎのぼりなのだった。この時点では。


EP6

 イヴォーク可愛いよイヴォーク。こいつら、何気にスピンオフした映画もある人気者なんだよな。おかげで、最終決戦がえらいほんわかしたものになってしまった。
 そしてボッシュートで倒される皇帝。アナキンの負け方もアレだったけど、あんたも大概だったよな。


 期待は投げ捨てるもの、なEP6。
 まさか、戦人がゲームの全容を把握しておいて、初出の推理材料がほとんどゼロになるとは、誰が予想しただろうか。少なくとも、僕は事件の大まかな全容が分かるのではと期待してたし、同じような人は多かったんじゃないだろうか。

 僕はあくまでも、推理する楽しさをこのゲームに求めています。
 僕はあくまでも、推理する楽しさをこのゲームに求めています。


まとめ

 というわけでまあ、当たり前だけど、推理すべき材料の多いEPは楽しくプレイでき、そうでないEPは退屈極まりないものでした、という。しかも、推理材料の少ないEP4やEP6は実際に必要なプレイ時間そのものも膨大なものなんだぜ。
 別にキャラのかけ合い等をやるなとはいわないけど、あくまでも推理を楽しみたい人間にとっては、ラーメンたのんだらカレーが出てきた感じの外れ感が存在するのです。

 これから挑むEP7では是非、推理する楽しさを味あわせて欲しいな。

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by ejison2005 | 2010-08-18 03:21 | ゲーム