週刊少年ジャンプ 09年 40号 感想
 この2~3ヶ月間、仕事前日だとやたら体がダルくて全く眠れない。心臓がバクバクする。そして、今まで興味を持ってた物事に全く喜びを感じられなくなった。とりあえず、9月14日に精神科の予約を入れました。なんというリアル平丸。
 僕自身のプライベートにはなるべく触れないようにしてるこのブログですが、本当にキツイんだ。今の仕事やめよ。


 べるぜバブ

 実は僕、東条さん登場以降の展開にはあんまり興味を持ててないんですよね。ハッキリいって、邦枝さん編の方がよっぽど面白かったし、興味を持てた。

 その理由を考えてみたんだけど、ぶっちゃけ精神的な問題で全てに興味が持てないベル坊関連よりも、東条さんと男鹿のタイマンに重点が置かれた作劇がなされているからでしょうか。

 もちろん、そもそもの問題はベル坊が熱を出したことにあるわけだから、話の中心にいるのは間違いないと思うんですよ。でも、主人公側に迫りつつある驚異なのは東条さんだから、どうしてもそっちの方が目立って感じられるんですよ。
 そしてこの漫画は、不良対不良のバトルになった途端、オリジナリティが大きく削がれてしまうんだ。

 今んところ、東条さんの強さを表すスカウター的な役割しか果たしていないベル坊が、また主体性を発揮し始めたら興味も戻ってくると思います。基本はベル坊と男鹿の関係を強化するエピソードでしょうから、そう遠い日でもないかな。


 ワンピース

 リトルオーズの働きぶりを見ていてなんとなく、タクティクスオウガのゴーレムを思い出しました。あいつら、見た目は強そうで敵として登場すると確かな厄介さを発揮するのに、味方として使うとクソの役にも立たねえんだよなw

 あとはまあ、デカイ=あんまり活躍できないは、少年漫画というか日本の創作物の伝統だよね。と思った。


 それにしても、恐るべきはたった一話の間でエースとリトルオーズの関係を描き切り、その死に確かな喪失感を持たせた尾田先生の作劇能力ですよ。こないだも書いたけど、本当にここ最近は回想シーンの使い方が神懸かってるな。


 ナルト

 ここ数年の岸本先生は、セリフ回しで本当に損をしてるよなー。
 ラストシーンの重吾って、「ぶっ殺してやらァ!!」とか、「アッハァー!!」とか喋らせずに、ただただ睨ませておけば、それなりに凄みを感じたかもしれないところへ、口を開かせちゃってるのですごく軽く感じられてしまっている。これはよくない。

 先週の、「憤怒の恐怖を~」とかもそうなんだけど、余計なこと言わさなきゃいいのにね。過ぎたるは及ばざるがごとし。


 いぬまるだし

 いつの間にやら一周年という事態に、驚きを隠せません。連載開始当初はほんと、十週打ち切りコースだと信じて疑ってなかったもんな。あんまり感想は書いてないけど、今ではこの漫画が載ってないと雑誌全体の味も結構薄く感じられるくらいの存在になっているぜ。

 個人的には、いぬまるくんの丸出しネタをあまり前面に押し出さなくなってきたのが大きいですね。それが売りだった初期は、まずいい年こいた男が抱く感情としてちんこばっかり強調されてるのが若干不快でしたし、それが災いしてかネタそのものも子供騙しじみて感じられたものです。

 どの段階から路線を切り替えたのかは正直覚えてないけど、ちんこネタを捨て、順調に育っていた各キャラクターの個性を駆使するようになったのは大正解だったと思います。

 特にたまこ先生は可愛いよなー。こういう社会人女性キャラは個人的にツボだ。


 メタリカメタルカ(近未来杯作品)

 これは最近の読み切り作品全般に抱く感想なんですか、君たちは本当にそのモチーフが好きなの? こだわりがあるの? というかこの作品を書くのにそのモチーフである必要性があるの? というのがあります。

 この作品の場合だと、「モンハンみたいな世界観」で「能力者バトル」をやってみたかったという意識ばかりが強く感じられて、金属を操る主人公という設定に関しては、その二つの要素をなんとなく両立させられそうだからそうしました、としか思えないのですよ。

 さらに問題なのは、その金属を操るという設定も、実際に駆使するのが架空金属ばかりなため、面白みが失せているという点。これでは、その時々で都合の良い架空金属を登場させればいいわけで、ドラえもんが出す秘密道具と大して違いがありません。ますますもって、金属である必要性がない。

 聖痕のクェイサーも、似たような主人公が金属を操る元素モチーフの能力者バトルなわけですが、あちらは実際に存在する元素の性質を元に能力者のイメージを引っぱり出しているわけで、その説得力には格段の違いがあります。

 なんというか、本当にこだわりを感じられない読み切りばっかりだよなあ。このごろ。

・今回の金未来杯
 と、いうわけで、今回の金未来杯作品はこれで出揃ったわけですが、正直な話として、一連の作品群から連載が出て欲しいとは思えないなあ(苦笑)。
 ひょっとして、歴代金未来杯の中で一番レベル低かったんじゃないだろうか。


 ぬらりひょん

「くらえオレ様のヒョウイ」
 とか言われると、なんだかすんごく悲しくなってくるんだ。でも、サイレンのバーストとかライズとかも設定開示されてしばらくのうちはそんな感じだったし、慣れの問題なのでしょうか。

 そして羽衣狐様のエロさは異常。


 スケットダンス

 途中までは普通にいつものスケットダンスだったのに、オカ研へ行った辺りから変にシリアステイストになっちゃって、しかもそのまま来週へ続いちゃったのが残念だったかな。有名人にいきなり会えちゃったりとかもリアリティないし。レイコさんはどれだけ重要な構成員だったというのだろうか。


 To LOVEる(最終回)

 とうとう終わったかー。でもまあ、僕のスタンスについては以前に述べた通りなので、これはこれで割と理想的な終わり方ではあるかなーと思います。このキャラクター達でやれることは粗方やったと思いますし、「恋愛関係が一定以上進展しないことを前提としたラブコメ」なんて、五年十年とやるもんでもないでしょう。

 結末のつけかたとしても、「これから先もずっと同じように楽しくエロイ日常が続くよ」という、この作品の終わり方として文句のないものでしたし、立派にやり遂げた漫画だったと思います。


 トリコ

 どんな理屈つけて飛ばすのかと思っていたら、清々しいまでに理論武装ゼロでした。でもまあ、トリコなら飛ばせるか。飛ばせるよな。


 バクマン。

 劇中劇なんざこんなもんでしょうが、それにしても高浜さんの作品からは魅力感じなかったな。これ多分、コマ割とか話の流れとかわざとつまらなくしてるんでしょうね。というか、実際の1ページ=劇中劇の4ページでどういう漫画なのか一発で分かるように、と意識して考えられてるのかもしれない。
 それ以前に、劇中劇なんかで燃え尽きちゃっても仕方ないしね!

 本編の方ですが、「よくわかる『富樫先生がどれだけものすごいのか』」という感じですね。そうだよなー。普通、編集部以前に読者側の関心が薄れていってしまうよな。次の掲載が待ち遠しいぜ。


 鍵人

 どうしょうもないくらいに魅力ゼロの敵な上、決着は根性論でつけちゃったw

 いやー、根性論だって時と場合と状況によるから否定はしないけどさ、今回のこれはどう考えたって安易な勝ち方だったでしょう。打ち切りコースでも何ら文句はないなあ。


 めだかボックス

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  い   /   ll ',::', 、 ーこニ=-       /!::/ ヽ:::|  ヾ、  ノ ノ  /  ,イ   ヽ、
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by ejison2005 | 2009-09-04 22:22 | ジャンプ感想 | Comments(18)
Commented by ぺんぼー at 2009-09-05 00:12 x
メタリカメタルカ
要するに、子どもじみた発想だけしかないやつはママの聖乳でもしゃぶってな! てことですな。
子どもじみた発想が思いがけない好設定の元になることはあると思いますけど。
あとほんの少しでいいから「聖結晶アルバトロス」のことも思い出してあげて下さい。
Commented by 通りすがりA at 2009-09-05 04:28 x
ほとんど書き込まないほぼROM専ですが、どうか心身ともにご自愛ください。
ときに無理しなければならないこともありますが、したくもない無理を重ねて
心身を病む必要などありません。今後に幸あらんことを。
Commented by U at 2009-09-05 05:16 x
メタリカメタルカの感想見て思ったけどそういえばワンピはなんでゴムなのかね
つーかそう考えるとうえきの法則の設定は凄いなあ性格と能力と目的がそれぞれ一致してる
最後のほうは倍々ゲームみたいだったけど

アルバトロスの人は引っ張り方がヘタだったのが残念よね…
Commented by 松竹梅 at 2009-09-05 09:46 x
「仕事をするために生きている」のではなく、「生きるために(仕方なく)仕事をしている」のが事実だと僕は思っているので、生きるということに支障が生じそうなら躊躇なく辞めてしまって良いと思います。大切にすべきなのは仕事ではなく自分ですから(笑)
To LOVEるの終わり方は僕を含めた多くの感想サイトさんで割と好意的にとらえられてるようですね。いちファンとして嬉しい限りです(打ち切り自体は寂しいけど)。
Commented by will at 2009-09-06 04:31 x
読みきり も 鍵人やめだかボックスなどの最近の新連載も レベル低いですよね(汗

来週、再来週の連載はまだ期待できる・・・かな?

とらぶる は とてもとらぶるらしい終わりかたでしたね。

私も少々病んでいた時期がありましたが そのとき精神的に楽になったのは 自分らしさ でした。 人と話すことも楽になりますよ。
Commented at 2009-09-06 16:58 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by こう at 2009-09-07 22:34 x
>ぬらり
サイレンの場合「ああ、能力バトル路線に行っちゃうのね」っていう残念感がメインでした
この作品の場合、畏れが女性が道端で露出狂に性器を見せられた時の恐怖レベルにまでなり下がったがっかり感ではないでしょうか?

そして羽衣狐様のエロ麗しさはガチ

>いぬまる
ナルト・ワンピース・ブリーチとあと2作くらいが続いた後にこの作品があると本当にほっとする
この作品一本あるかないかでジャンプの読み易さが一変するんじゃないかと思えてきますね

>とらぶる
非常に名残惜しくはありますが、時期的にはちょうど良かったんでしょうね
あー、でも・・・もうジャンプで古手川さんが見れないのはちょっと残念ですたい
Commented by こう2 at 2009-09-07 22:34 x
>メタリカメタルカ
連載って観点からみるとトリコやハンターに近いテイストになると思うんですが・・・
残念ながら、トリコの怪物達のようなオリジナリティも、ハンターのような練り込みも無いんですよね
別に架空の金属があったって構わないけど、その金属が社会に広く流布してる気配もないし、現実の金属の位置づけも不明瞭
他の登場人物が現実の金属を使っている中で一部の実力者だけが架空の金属を持っているとかそういう捕獲レベル的な使い方すら出来ていないという

能力もハガレンの錬金術はおろか、RAVEの錬銀術ほどの面白みも感じさせない
その上、主人公が能力を持っていると言うよりも能力が主人公の皮を被っているようにしか見えない有様
ヒロインも協会の職員って設定があるのに取ってつけたような活躍しかしていないし(以下省略
Commented by Forks at 2009-09-09 16:34 x
はじめまして!
メタリカメタルカで何か違和感を感じてたんですが、エジソンさんのレビューを読んでなんだっかはっきりしました。僕としてはメタリカメタルカとDENGIはいい線はいっているけれど、圧倒的に不足している『何か』が足りない感じはすごくします。

でも僕は来週の新連載のリリエンタールにはガチで期待しています。ダブルアーツ依頼の期待です。
Commented by tanu at 2009-09-09 18:37 x
ぬらりの河童の名前はあめぞうでした名前間違えてた。お仕事についてですが何が原因でつらくなったのか俺にはわからないのですが、心の底から嫌と感じさせている原因を解決できないのだったら辞めたほうがいいです。俺も仕事を辞めた経験があるのですが疲れきっていたとき鏡に映った自分の顔が誰なのかわからないぐらい歪んでいたのを見たのきっかけに仕事を辞めようと決意し、再就職しました。
Commented by ejison2005 at 2009-09-17 03:04
>>ぺんぼーさん
アウバトロスはなんというか、こう、「だってありきたりなんだもん」という感じでしたよね。それも極めれば面白いのですが、別段、極めてはいなかった。
神のみは、逆にアイディア一発勝負で面白いです。ヒロイン攻略ばかりだと似たような話の繰り返しになってしまうなかへ、物語の縦糸(魔界関係)を通してるのもグッド。
Commented by ejison2005 at 2009-09-17 03:05
>>通りすがりAさん
ほんと、「したい無理」しかしない方がいいですね。
打算で職業選ぶのは今回で懲りたなあ。
Commented by ejison2005 at 2009-09-17 03:07
>>Uさん
うえきは通して読んでないけど、主人公に特別な力が備わらずにいって欲しかったなあ、とちょっと思います。でも、あれなければ打ち切りコースだよね。いや、ライパクルートだったと思うから打ち切りではあるのだけれど。
Commented by ejison2005 at 2009-09-17 03:07
>>松竹梅さん
現状、仕事するために仕事させられてますからね。何という社畜。
Commented by ejison2005 at 2009-09-17 03:08
>>willさん
お医者さんに話したらだいぶラクになれました。
精神安定剤を飲んだらもっと楽になれました。
Commented by ejison2005 at 2009-09-17 03:08
>>秘匿コメの方
や、さすがにニートにはなんないっすよw
Commented by ejison2005 at 2009-09-17 03:11
>>こうさん
ぬらりはこれ、結構、生き残りをかけてますよね。うまくこの路線変更で型にはまれば長期安泰も夢ではないし。

>メタリカメタルカ
総括すると、世界観を感じないってところでしょうか。
そう考えるとバトル漫画って、バトル描写はおろか、世界観構築も思ってもみなかったくらいに重要なんですなあ。

Commented by ejison2005 at 2009-09-17 03:14
>>Forksさん
ダブルアーツが引き合いだと期待してるのか期待してないのか判断に迷うけど、パッと読んでみた限りではすごく不思議な漫画でしたね。リリエンタール。
現在、自分の考えをまとめるのに困ってるところです。感想書く時間のねん出にはもっと困ってるけど。
ちなみに、今は寝オチしてちょっと起きたとこw またすぐネマー。