週刊少年ジャンプ 09年 39号 感想
 今、ちょうどテレビでスター・ウォーズのエピソード2やってるから見ながら感想書いてたんだけど、ストームトルーパーは何でルークの時代にゃギャグキャラ化していたんだろうね。初期ロットの皆さんはこんなにも真面目に兵士していたというのに。
 あと、邦題は「クローンの攻撃」よりも、原題のまま「アタック・オブ・ザ・クローンズ」でよかった気がするんだ。

 そして感想に手をつけてるのが土曜という事実に絶望した。朝7時前に出て夜11時に帰ってくる生活じゃなあ。もっとツライ人も多いんだろうが、俺にはこの時点でけっこうキツイ。


 バクマン。

 サイコー達の根性に打たれ、最終的に編集長が折れるという筋書きはまあ、納得はできるのですが、しかし、それはそれとして、今週のバクマンにはいま一つ乗り切れなかったです。
 僕としてはやっぱり、この未成年共が自己管理を怠って今回のような事態に陥ったわけですから、断固とした処置を取るべきだと思うのですよ。が、今回のお話にはそういった主張がほとんどといっていいくらい存在せず、あっさり亜城木コンビの主張が通ってしまった。要するに、「俺の思ってるような要素が作中に一切存在しないよママー!」という状態なわけです。

 でもなー。やっぱりこれ、客観的に見ても編集部が冒険的すぎるよな。倒れちゃっただけでもどうかという状態なのに、本当に死んじゃったりしたらどうするつもりなんだろう。そりゃ、契約上は漫画家と編集部の関係だけど、世間的に見たら、どう考えてもあんたらは未成年を守り、導いていかなきゃいけない立場なんだぜ? 現役高校生を雇うっていうのは、つまりそういうことだよ。

 そして現役高校生であるところのサイコーは、学業と仕事の両立を行う気ゼロみたいなんだけど、そこら辺に関しても編集部はどう考えているのだろうか。つーか、この人たち、エイジにしてもサイコーにしても(シュージンはちゃんとやってるだろうから除外)、学業方面では一切、サポートしてる様子がないよ。

 漫画的に考えても、「〆切間際、期末試験がピンチのサイコーは……」とか、学校を絡めたネタはいくらでもありそうな気がするだけに、ちょっと勿体ないなーと思うのです。

・編集長の心境
 また、今回のエピソードでもうひとつ気になったのは、編集長が何を思い、どうしてこのような決断に至ったのかがよく分からなかったこと。
 この人は、川口たろうの死に関しても少なからず負い目があるはずだし、自分の決断によって前代未聞の大休載大会も引き起こしちゃったわけだから、相当に色んな思惑を巡らせてるはずなんですよね。しかし、誌面に描かれたのは三浦さんたちの要望を突っぱねるシーンばっかりなため、葛藤を抱えてるかどうかなんて完全に脳内補完の領域となってしまっています。

 全登場人物の導き手みたいな存在なのだから、ここら辺でキャラ深めといても良かったんじゃないかなー。


 ワンピース

 白ヒゲの部下さんたちはどのくらい強いんだろう? と思っていたら、その答えは筆頭格が大将と五分に渡り合える、でした。どんだけ~。

 そんなこんな今週のエピソードは白ヒゲ側が押せ押せの状況だったわけですが、古より脈々と受け継がれる作劇技法、通称「ベジータの法則」に従うのならば、やっぱこれは、逆転されるフラグなんだろうなー。白ヒゲ側の構成員・能力を知っている以上、センゴクさんだって対抗策は用意しているだろうし。

 白ヒゲ側がピンチになったところで、颯爽とルフィ一行が現れて逆転の灯となるのが、まあ、妥当なところなんでしょうか。これを「孫悟空の法則」と呼ぶ。


 トリコ

 一世紀以上も続く核兵器乱れ打ちな戦争というと、この動画をちょっと思い出しますね。宇宙開発勝利確定後のアルマゲドンタイムは至高の喜び。

 まあ、そんなことは置いといて本編の感想ですが、前回の引きが主人公最大技発動モーションだったため、冒頭で十連→痛み分けで引き分け、くらいかなーと思っていたので、そのままガチ戦闘へ移行したのはかなり意外でした。引き分け決着なのは間違いないと思うけど、この段階でスタージュンクラスの大物といい感じに渡り合えるのは本当にビックリですよ。まだまだ、GI編時の旅団とゴンくらいに実力差があると思っていた。

 強烈な実力者ともガンガン渡り合えるのは、連載開始当初から自身も完成された実力者であるトリコの特権ですね。


 ブリーチ

 相手の能力で自滅を誘うというのはともかく、ワープで体内に腕を転送させちゃったというのは、なんともまあ「やっちゃった」感溢れる展開。テレポート能力でそれを可能にしちゃうと、簡単に致命傷を与えられるようになっちゃうわけですが……愛染さんにも、そこらの石ころか何かを転送しちゃえばよくね? となっちゃうよ。


 鍵人

 僕が一方的に期待をかけていたクロケット将軍の正体はしかし、単なるドサンピンでした。なんたるちゃ。

 これ、個人的にはかなりキツイ展開だなあ。正体が敵の手下だったことはまあいい、よしとしよう! チルダさんの伏線があった以上、それが自然な流れでもあるし。が、しかし、その正体の明かし方があまりに~もお粗末だった! 何でこの人はペラペラペラペラ自分の思惑を話しまくってるのん。

 事前に民の前での体面を気にした描写を入れているのも、大きなマイナス点ですね。だったらなおのこと、目の前の幼女にはバレない方がいいじゃん。

 田中先生的には、悪党がクロケット将軍を様付けしたせいで正体を隠し通せないと判断した、ということなんでしょうけども、命乞いをする人間が相手にへりくだるのはそう不自然なことじゃないしね。どうにも上手くない印象です。

 そしてトドメとして、クロケット将軍戦にはこの後、幼女とのエピローグも含めて数週間は要することが予想されるんですよね。連載初期の大事な尺を、こんなどうでもいい敵に浪費してしまうのは痛いなあ。

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by ejison2005 | 2009-08-29 23:52 | ジャンプ感想