劇場版仮面ライダー電王&ディケイド 鬼が島の戦艦 感想
 やっとGWが終わったので見てきたよー。特典はおろか、パンフすら存在しなかったがな!
 バルト9は夕方に行くと1200円で見られるんだけど、食い物関連が無駄に高いからあまり得した気にはならないなあ。

 それと今回、ディケイド&ディエンドはスポット参戦であり、本編には絡んできません。クライマックス刑事におけるキバみたいな扱い。カードもほとんど使わないしね。

 当たり前だけどネタバレするよ。




・良太郎が小さかった理由
 ディケイド搭乗時に子供の姿で登場した時は、他の世界同様に別人なのかと思いましたが、そんなこともなく単なるコハナ理論でした。それだけで納得できちゃう辺り、本当にハナさん関連は上手いこと処理したよな。ヒロインの役者さんが降板しちゃうとか、普通なら大事件だと思うのですが。カブトはそれが終盤の混迷ぶりに拍車をかけてたしね。

・最初に俺がした予想
「侑斗が消えたのって、ディケイド本編での響鬼編が関与してるんじゃね! オリジナルキャストらしいし!」
 かすりもしてませんでした。とさ。

・何故かいるゲルニュートさんたち
 ※龍騎に登場したモンスターです。
 幸太郎が士に「お爺ちゃんがこうなったのはお前のせいじゃないか?」とか言ってましたけど、どっちかっつーと、影響してそうなのはこちらのような気はする。ディケイド本編で、龍騎の世界の龍騎(ややこしいな)が全く心当たり無さそうだった以上、ディケイド第一話に登場した「鏡の中の龍騎」は、オリジナル龍騎でファイナルベントアンサーでしょうし。
 同じく幸太郎の台詞にあった「聞いているぞ。あちこちの世界に首を突っ込んでるってな」という言葉からも察するに、やはりオリジナルライダー達の世界が繋がったりしているんじゃないかな。そう考えると、オリジナルキバ世界のアームドモンスター達が過去世界で登場したのも得心できる(どんだけ昔に三種族全滅したんだろう)。ゴルドラが電王を見て「仮面ライダー」と発言していたのも、龍騎の世界へ行ったからか(あの世界では「仮面ライダー」という名が存在する)。
 あー、カブトの世界、響鬼の世界を終えた後が気になる!

・仮面ライダーNew電王 ストライクフォーム
 今回やられまくりで弱く見えたのは、単に敵が強かったためか、はたまたさら電に初登場補正がかかっていた為か。
 まあ、主役でもあったさら電と比べると、今回の彼は「電王の仲間その一」だしね。かませ犬などの役割がふられてしまうのも致し方ないのか。活躍せんかったってわけでもないし。DBで例えるとトランクスポジションだよね。

・憎まれ口とかではなくガチで捨てられていった王子
 ハナさんひでえw良太郎も止めろよw
 というか、今回の映画や電王の世界で思ったんだけど、ディケイドの暴走を止めたいのなら、いちいちアルティメらんでも余ったイマジンを憑依させちゃえばいい気がする。王子の支配力と空気の読めなさならいける!

・ガルル バッシャー ドッガ
 この時代は武装に変身する能力も持ってないし、怪人に変身して参戦されてもさらに終盤がカオスになるだけだしで、本当にチョイ役でしたね。この人たち。せめて、キバ本編でもうちょっと活躍できていればなあ。

・いざ過去の世界へ
 ディケイドではクウガをアッーしたモモさんでしたが、回り回って今度は自分がアッーされていて笑った。
 つーか、怪人を倒したりもしていたし、弓矢マジで強いよ弓矢。さすがはキバ本編で、最もファンガイアにダメージを与えた人間の随行火器なだけはある(ドガバキの話ね)。

・俺、参上!
 何といいますか、やっぱりソードフォームへ変身すると「電王がキター!」って気分になりますよね。ウラキンリュウが過去へ飛ばされたのはアームドモンスターを出演させるためだとして、モモタロスが飛ばされていたのは、中盤のちょっとだれる時間帯にソードフォームを登場させて観客を退屈させないようにする、という配慮なのでしょうか。最初から一緒にいると、変身しない理由がないしね。

・桜井侑斗、最初の契約
 三回目だけど最初という、ある意味、最初からクライマックスな契約。
 ここでユウ君が、「じゃあお母さんと会わせて!」とか言い出さないのは、何とも小林脚本らしい展開だと思いました。桜井さんは子供のころから聡明だったんだね。
 そのままゼロノスに変身するのかとも思ったんだけど、それやるとトキさんの記憶が真っ先に消えるなw クライマックス刑事以降、ゼロノスカードの設定は無かったことにされてそうな気がするけど。

・銀ちゃんの仮装大賞大作戦
 駅長伏線だったんすね!
 これは電王の敵に共通していえることだけど、オーナーを敵に回した時点ですでに「詰み」へ入ってる気はしなくもない。どんなラスボスよりもラスボスらしいスペックだよ! オーナー!

・時間を超える戦艦
 時間を超えるシリーズは、もう何が出てきても驚かない、ぞ! 幽霊列車やらなんやら、この手の乗り物は結構いっぱいあるみたいですね。ますます、己の身ひとつで事を為そうとした、電王本編でのラスボスたるカイが可愛そうになってくるぜ。
 しっかし、劇場版とはいえCGがすごく綺麗に作られていたなあ。感心した。

・海東「俺たちは」G3「平和を守る」コーカサス「仮面ライダー」王蛇「だ」
 てっきり、お宝として戦艦を盗みに来たのかと思ったけど、普通にカメンライドだけして帰って行きました。ライダーの変身グッズにしか興味を示していないからかもしれないけど、本当に何しに来たんだろう。
 ただ、こういう形(魂のないライダーへイマジンが憑依)でも過去のライダー達が活躍してくれるのはwktkしてきますね。何という豪華な絵面。そして何と強いG3(そっちかい)。

・俺、ディケイドになって参上!
 この状態でカメンライドしてくれたら、別のライダーが別のライダーになって、それがまた更に別のライダーになるという超カオスな事態になったんだけど、さすがにそこまではしなかったか。
 ライドブッカーが残像剣になってたことから、アタックライドの方は使用したっぽいですね。
 モモタロスが「なかなか使いやすいじゃねえか」と言ってたけど、そりゃまあ、全領域対応型ライダーですから。主役からラスボスまでバッチリこなせます。

・仮面ライダーNew電王 ベガフォーム
 シャープな印象になってすごく格好良いんだけど、テディが浮いちゃうし、悠斗は復帰したしで、スポット参戦以上の扱いにはなりづらいのが難点か。今回、必殺技を使って終わり! みたいな印象だったので、この形態での活躍はディレクターズカット版に期待したいところです。

・仮面ライダー電王 超クライマックスフォーム
 TV放送時から見たい見たいと思っていた究極の形態が、ついにここに! そして高岩さんの負担がまた増したw
 New電王ベガフォーム同様、ほぼ必殺技だけの使用になってしまいましたが、「最強形態」のイメージは十分すぎるくらいに残していきましたね。電王は必殺技でもあまりCGは使わないライダーなので、超ボイスターキックの豪華演出は他フォームとの差別化にもバッチリですし。

・電車VS戦艦
 あ、ここでディケイド去っちゃうんだ(´・ω・`)
 せっかくなんだから、ユウスケも登場させてFFRクウガに乗って参戦するくらいはしてもバチは当たらなかったんじゃないかなー。海東の方は、カメンライドしたFFRアギトあたりで。
 ゲスト出演だから、妥当っちゃ妥当なんだけどね。
 どうやって世界の壁を越えたかについては、ディケイド本編で電王世界の崩壊が終わってなかったからだと脳内補完。それか、キバーラが一晩でやってくれたか。
 電車と戦艦のバトルについては、せっかくなんだからキングライナー使ってほしかった。かな。

・必殺! 俺の超必殺技!
 ※全フォーム共通技です。
 ソードフォームでのデンライダーキックは、TVの時から一度見たいと思ってたんで、すげー満足感高かったです。単なるファンサービスではなく、シチュエーション的にも、デンガッシャー展開してる隙は無いから必然的な流れですしね。
 やっぱり、仮面ライダーは蹴ってナンボの商売やでえ!

・仮面ライダーゼロノス エピソードゼロ
 結論からいうと、この映画は本当にこのひと言で済まされてしまう罠。ユウって名前の時点で勘ぐるべきでしたが、僕は全然全くこれっぽっちも気付いていなかったので、ラストの不意打ちにはうるっときちまったぜ。2009年は桜井さんの時代であって、お前の時代じゃないけどな! (エー)
 侑斗が消えていたのは、もちろんこのまま今回の事件を放置したらユウ君orトキさんが殺されてしまっていたから(ハナさんは子孫だけど特異点なので消えない)なんでしょうが、同時にディケイド電王編で通常と異なる時間改変が発生していたのも、それが原因だったりするのかも。何せ、カイが時間を破壊できなかったのは、桜井さんが鬼のように緻密な計略で完全封殺してしまったからですし。げぇっ! 公明!
 下手すっと今回、カイが復活(桜井さんの計略が無かったことになる)してしまう可能性すらあったわけです。
 というか、自分が一番やりたかった桜井侑斗抹殺を、意図なくあっさり実現されかけてしまう辺り、本当にカイは涙目キャラだなw
 ところで、ユウ君のキャストって女の子なんですね。ED見てビックリした。

・クライマックスは続くよどこまでも
 そんなわけで、ゲストであるディケイドも程良い塩梅で活躍し、ライナー以外の全フォームへ見せ場を作り、ゼロノスのキャラはさらに深く掘り下げられる事となった、新シリーズ開幕に相応しい作品だったと思います。
 今後、電王だけでどこまでやってくかは分からんけども、間違いなく特撮史に残る名作ですね! 泣けるでぇ!

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by ejison2005 | 2009-05-08 23:48 | アニメ | Comments(5)
Commented by 笹の葉 at 2009-05-09 05:29 x
お久しぶりです。
ついこの間感想再開したの知りました。また楽しく拝見させて頂いてます。

>モモタロスが飛ばされていたのは、中盤のちょっとだれる時間帯にソードフォームを登場させて観客を退屈させないようにする、という配慮なのでしょうか

なるほど~。僕は前の「俺、誕生!」の話の流れと対比させてるのかなと思ってました。

今回の劇場版は大小様々なサプライズを全編に間断なく盛り込むことで、最初から最後まで観客を飽きさせないようにしているところが非常によかったですね。
ソードフォームへ変身するところで「あれ?ミニの方じゃないの?」と思ったのは僕だけじゃないと思いたいw
海東の唐突な登場は「くそー、電王のFFRデンライナーじゃなかったムキーッ!」という本編でのやつ当たりだと脳内補完しましたw


Commented by 笹の葉 at 2009-05-09 05:34 x
連投ですみません。


あと今回は敵のボスについての掘り下げが今までよりきちんとできていたように思います。エジソンさんも以前おっしゃってましたけど、ガオウしろカイにしろネガタロスにしろ、掘り下げが甘くて今一歩敵に感情移入し辛いというのが電王という作品の弱点だと僕も思っていたので。
目的と動機(とそれに至る理由)がはっきりしていてなおかつ分かり易いというのは大事なことですよね。

東映ヒーローMAXスペシャルの小林さんと白倉pの対談コーナーで
「電王本編は良太郎を核とした良太郎を巡る話である」みたいなことが書かれてましたが、今回の劇場版を観たかんじだと超電王シリーズは悠斗を巡る話になるのかもしれませんね。
時間に余裕があればまた観に行きたいと思える良作でした。

Commented by ejison2005 at 2009-05-14 02:27
>>笹の葉さん
またよろしくお願いしますー。僕もまた見に行きたいけど、お金がない><。

>「くそー、電王のFFRデンライナーじゃなかったムキーッ!」
その理屈だと、FFRカードの性質を変えた士をボコりに行く気がする。海東は、どの程度の真剣さでお宝探しをしてるんだろう。もしくは、普通に妨害されたら起こるけど、士の強化につながるなら良し、というスタンスなのだろうか。

>ゴルドラさんたち
出自がすげえ明快でしたからね。その上で、New電王とのバトルなどを通じ、本筋を阻害しない程度にちゃんとキャラ立てしてたのは感心しました。

>超電王シリーズは悠斗を巡る話
というか、巡り巡って桜井さんを復活させる話になる気はしますね。で、最後はみんな幸せハッピーエンド。
Commented by tanu at 2009-05-19 23:57 x
遅れながら見てきました。電王の映画は全部見てきましたが今回が一番おもしろく感じました。戦艦とのバトルは迫力あり、見てみたかったジークが入ったてんこもりが見れたのも良かったのですがやっぱりモモちゃんのライダーキックが見れたのがうれしかったです。でも個人的に一番のサプライズはウラちゃんが入っているとはいえG3の活躍が見れたことです!もうG3はアギトの新番組の予告を一目見たときから好きで本編での余りの弱さに俺が泣いた!状態で唯一アンノウンを倒せたシーンは自分の心の中に永久保存してますよ!それだけでディエンドが出てきた意味があったよ!最後にユウ君役を演じた子が女の子だったことに驚いた。すぐには信じられなかったっす。
Commented by ejison2005 at 2009-05-22 02:01
>>tanuさん
僕も今回が一番派かなー。さら電も完成度高くて素晴らしかったけどね。あと、ユウ君のエンドクレジットはみんな驚くよねw

>G3大活躍
ああ、次はチェーンソー命中だ……。