週刊少年ジャンプ 09年 16号 感想
 どうでもいいけど、バクマンって出世したよね。最初はついていくべきかいかざるべきか、すっごく迷ってたけど、今では安心して全てを委ね、没入できるし。


 バクマン。

 金未来杯は突き詰めればトーナメント! ということで、バクマン流の「全選手入場!」なエピソード。二週間に一本仕上げる、という服部さんからの課題はあっさりクリアーしてしまいましたが、「授業中に爆睡&他のことばかりしている」「体力的に限界」などの、必要と思われる描写はきっちり入れられていたので、これが後々に活かされてくるのでしょう。
 あと、高校生活と漫画家生活の二足わらじっぷりをエイジと比べるのならば、早いうちに「スク-ルデイズ ~エイジサイド~」をやった方がいいんじゃないかとは思いました。作品内では服部さんや亜城木コンビが比較対象としているのに、実際どうなのか僕たちにはまだ伝わってませんからね。
 その場合、社会性に問題のありそうなエイジが意外とエネルギッシュに勉学へと励んでいる描写になったりするんじゃないかな。亜城木コンビ同様、学校生活をおろそかにしていたら、天才キャラである彼の威厳が衰えてしまうし。

 金未来杯に関するシーンは、別記事でうpしときました。

・中井さん……w
 何らかの形でスポットが当たるだろうとは思われていた中井さんでしたが、ここへきてまさかの金未来杯への登板。しかしながら、参加者四組中二組までもが新規のキャラともなれば、新たにキャラ立てするための尺がどうしても必要となり、テンポも悪くなる可能性があるため、ここで中井さんを起用したのは、むしろ順当な結果であるといえるかもしれません。
 ……しかし、それにしても、しかし、中井さんってば……人間としてすっかり駄目な感じになっちゃってまあw
 真面目な話、ベタ惚れ状態の中井さんに対するリアクションで、蒼樹さんのキャラを立てようという意図もあるのでしょうが、それにしたって……w

・ミュージシャン漫画家現る
 彼のキャラクター性に関しては、それこそ来週以降で大きく取り上げられるだろうから、ひとまず置いとくとして ミ□
 ここで彼が、デビュー前にミュージシャンとしての素性を明かすと宣言してるのは、至極もっともなことだと思ったり。
 何故かっつーと、彼の場合、ミュージシャンとしての自分を切り捨てて漫画を描いてるわけではなく、これまでの活動を踏まえた上で、漫画という形でも自分を表現しようとしているからなんですね。で、あるならば、むしろファンに公表した方が、一人の表現者として誠実な態度なんじゃないかと。これまで音楽で表現してきた自分の世界を、今度は漫画にしてみましたよ、と、言っていますし。
 まあ、作中での態度を見ると、安易にアンケートの票を増やしたいという考えの方が大きそうですけども、それを踏まえた上でも、僕は彼の発言が肯定したくなりました。
 問題があるとすれば、金未来杯という互いに競い合う舞台で、チートを使うような形なっちゃうことかなあ。

・打ち合わせルームでのやり取り
サイコー「いつか必ず本当に追い抜いてみせます」
シュージン「よーし、相手にとって不足なし。絶対やろうぜ!!」
服部さん「それが上がったらすぐに連載ネームの練り直しだ」(大声)
サイコー&シュージン「「はい」」(これまた力強く)
周り(((((うるせー!!)))))
 大声で決意表明をする時は、自宅で布団に頭を埋もれさせてウッゥーする準備を整えた上で周りの環境に配慮して行いましょう。


 ワンピース

 うっひゃー、先週の僕は的外れもいいところだなあ。すごいスピーディに、相手の強敵感をきっちり演出しながら主人公の敗北を描きましたし、毒も毒として機能しています。即死していないのも、「これが貴様への刑罰だ…」という台詞で十分に補完できますしね。ミスターツーの決意表明も、カタルシスに溢れてていい感じ。拳法家ということで、いまいち印象の薄かった変身能力も有効活用してくれてますし。

 あえて、何点を挙げるのならば、最初は強烈なダメージを与えていたルフィの攻撃が、何故か今週はほとんどダメージを与えられていなかったことでしょうか。「喰らう覚悟を決めたのだ!」とか脳内補完してもいいんだけど、戦闘状態だったのは先週も同じだから、微妙に納得いかないかもしれません。来週、「トイレに行ったのは腹部へのダメージがひどくてもれそうだったからだ!」ということになるかも分からんけど。


 ナルト

 ナルトのメンタルよっわ! 鬼弱っ! ちょっと君、最終的に意識を渡すにしたって、もうちょっと苦悩とか葛藤とか、手順を踏もうぜー。
 しかしながら、どうにも弱っちい印象の強くなっていた九尾が、ちゃんと凄そうな存在として描かれていたのは良かったんじゃないかと。この漫画に関しては、帳尻が合わされただけでものすごい偉業が達成されたような錯覚を覚えてしまう。


 トリコ

 すごく細かいことですが、既にマンモスを仕上げて格好つけているココが、ごくごくと水を飲んでいるシーンがとても良かったです。彼が水分を利用して毒を練り上げてるっぽいことは以前に触れられているわけで、ここで水を飲ませることで、マンモスの巨体を麻痺させるには、水分補給を必要とするほど多量の毒を打ち込む必要があったことが示されているのですね。それはすなわち、四天王ココの毒をもってしてもそれだけの量が必要だったと暗示することで、マンモスの威厳を保つことにも繋がっていると思うのですよ。
 ……考えすぎかな。

・ギドGTロボ来襲
 以前、コメントで「でかいGTロボが~」って書かれてた時、僕は全っ然的外れなレスを返しちゃったんだけど、本当にすいませんでした! 今になるまで、こいつのサイズに全く気がつかなかったよ。なんて間抜け! グズッ! ノロマ……ッ!
 しかし、ここで普通にココが(しかも自信満々で)残っちゃったってことは、GTロボにも毒が効くのかな? 無機物の分際で。
 味とかダイレクトに伝えるから、モビルトレースシステムみたいな感じで疑似的な毒ダメージを与えられるのかもしれないけども(「よくできた幻術で実際に傷がつくアレ」みたいな)、それはちょっと、GTロボの設計を根本から見直した方がいいような気が。
 洞窟の砂浜も、操縦者がスタージュン様だったから良かったものの、うっかり意地汚い奴を送っていたりしたら、毒化したフグを食って痙攣起こしてたかもしれないわけですし。

・『ただしそれも……次の主人が現れるまで――』
 その頃の操縦者ルーム。
「お、なんか知らないけどオブサウルスになつかれた。連れてったろ」
「ちょっ! それ俺のじゃないっすか! やめてくださいよ~飛び入りした上に人の足を横取りなんて」
「いーじゃん、いーじゃん。上司を立てろよ」
「あ、スタージュン様! 俺、トリコたちに接敵しましたよ!」
「お、マージーでー? じゃあ、ちょっと足止めしといてよ」
「ういさー」
 ……なんかネトゲみたいなノリになってきたな。ボイスチャット使用の。


 ネウロ

「生きてんじゃねーの? 生きてんじゃねーの? て、いちいちうっさいんだよ。ほら死んだ。確実に死んだ」<松井>
 てな感じで、ガッツリ埋葬までされてしまいました。うん。死んだね。完膚なきまでに土へ還ったね。ここまでやんないと安心して死んだと思えない辺り、少年漫画ってのは業が深いよなあ。

 で、ネウロの方はといえば、これを主人公が決めれば、ほぼ100%勝てると評判の「肉を切らせて骨を断つアタック」で七ツ兵器を発動。なんぼシックスさんが頑丈だといっても、心臓無くなってる状態ですし、さすがに次週でジ・エンドでしょう。今週が197話目だから、キリよく200話か、ちょっと捻って199話辺りで最終回なのかな。ここまでくると、もう本当に松井先生の敷いた最終回行き特急列車の乗り心地を楽しむだけで、あんまり書くこともないね。


 べるぜバブ

 なんか、ぬらりひょんの孫みたいな展開になってきたなー、と、ちょっと思いました。まあ、畏れっていうのは、要するに物語の主人公が持つべきカリスマ性とかそういうのを差しているわけで、こうなるのもむべなるかな。

 それはそれとして、主人公たちがとりあえず下手に出る流れはとても面白かったです。そうだよな。とてもそういうノリじゃなかったけど、一応は頼みごとしに来てんだからそうなるよな。キャラの行動として意外性があって、なおかつ展開的にも合理的だった。

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by ejison2005 | 2009-03-20 01:41 | ジャンプ感想 | Comments(0)