週刊少年ジャンプ 09年 14号 感想
 うっかり料金を支払い忘れていたら、ネットを止められてしまったぞ! 郵便受けのチェックはこまめにね!
 つーか、二カ月分くらいずっと貯めこんじゃってたよ。どんだけズボラなんだ私は。
 あと、バイオ5買いました。wktk。Wii版4で華麗な立ち回りを見せた僕ですが、今回はスティックで狙いをつけるから苦戦するかも分からんね。
 

 フープメン(新連載)

 思っていたよりは面白かったという感想と、もったいねえことするなあという感想を同時に抱きました。せっかく通訳成功の流れでカタルシスを生み出してるのに、バスケ漫画という制約で自ら可能性を狭めているのが、あまりに残念。
 それにまあ、可能性云々を差し置いても、こんだけ雁首並べて日常会話レベルの英語すらこなせないなんて、こいつら普段何やってんだという感じもしますし。今からそんなんで、君らは大学受験とかどうするつもりでいるんだい。キャプテンも、主人公にバスケの本なんぞ渡してないで、てめーが英語の勉強しろよなー。

 あと、主人公が調子に乗った時の顔がとんでもなく不快で、生理的な嫌悪巻さえ抱いたのは僕だけでしょうか。


 ナルト

 凄ェ……どっからつっこんでいけばいいのか、全く分からんぜ。いや、最近のナルトは常にそんな感じではあるけど。里の皆さんが、多対一に弱い天道ペインを華麗にスルーして本体捜しに明け暮れようとしているのもそうですけど、ネジが注目していなければ、眼前の「巨大カエルが気絶している」という異常事態をガン無視しかねなかったガイ班も大概だよな。「どうしたネジ?」じゃねーよ。


 トリコ

 リーガルマンモス半端じゃねーな。モンスター勢の雑魚キャラ化が押し進んでいるこの漫画において、こいつの強さは光り輝いています。その強さを肯定するのが、「ただデカイから」という少年漫画において軽視されがちな要素なのも嬉しいところ。しかもそのサイズを活かした攻撃(?)をラストの見開きで炸裂させることによって、ガッチリとキャラを立たせています。

 一方、スタージュン様がただリーガルマンモスを捜していたわけではなく、テリーを追跡していた(何でだろう?)のだと判明して緊迫感が高まっているトリコ組の方ですが、トリコ(戦力半減)&リン&テリーだけで勝てるとはさすがに思えないので、これは以前にこちらへ向かっているっぽい描写がなされていたココが助太刀に来る、という展開が可能性濃厚でしょうか。まあ、ロボット相手に毒使いが何できるんだ? という気はしますけども。


 べるぜバブ

 先週に引き続き、どのようなジャンルに進んでも大丈夫なよう、牽制球を放ちまくっている印象の第二話。具体的にいうと、

 ヒルデガルタダの挨拶 → ラブコメ路線
 不良キャラの皆さん → コメディ及び不良漫画路線
 「後に全国の不良達を~」 → バトル及び不良漫画路線

 という感じでしょうか。バクマンの情報が確かならば、連載前は三話分くらいまでストックが存在し、アンケートの結果が分かった状態で描き始めるのは第四話くらいからになるわけで、もう一週くらいは同じく様子見のようなエピソードになるのかもしれません。で、アンケートの結果が分かってからは、それを反映させたジャンルへと細分化していくと。そういや、スラムダンクとかもそういう方針だったらしいね。


 リボーン

 いやいやいや、連載時間ではともかく、作中時間では教室を懐かしがるほど時を経てはいないからね。と、野暮と分かりつつもつっこまざるを得ないよなあ。幽白で「なんか一年くれー戦ってた気がする」というジョークがあったんだけど、その病気へモロにかかってしまった印象でしたね。
 というか、今週の話って「十年前の過去からやってきた人間の想い」というより、「十年後の未来から過去へやってきた人間の想い」になっていて、ものすごい違和感があるんですよね。何でどいつもこいつも懐かしがってるんだろう。


 バクマン。

 おお、凄まじいレベルの高さだ……!
 今週の展開で白眉だったのは、
 「服部さんの筋書きでは、俺が推理物でストキンか何かとって、それをサイコーが見て『なんだ俺達繋がってるじゃん!』だったんだろうけど、マンガなら無理矢理でもそういうドラマチックな展開にもっていくけどそんな上手くはいかねえよ!」
 というシュージンの台詞に集約されている通り、確かなストーリーラインが用意されていたというのに、登場人物達があえてそれに乗らず独自の道を模索していることでしょう。そして何より素晴らしいのは、それでお話が崩壊したりはせず、確かなカタルシスを生み出しているところ。

 プロットを練り上げて構成されるものである以上、作劇って基本的には「構築したいストーリーラインへ、キャラを無理なく破たんなくすり寄せていく作業」なんじゃないかと僕は思うんですよ。「魅力的な登場人物を用意し、それに合わせたストーリーを作る」なんてやり方もあるとは思いますが、それだって結局は、作者に計算された道筋をキャラクターが通ることに変わりはないと思うんです。何せ用意されたものなんだから。

 しかし、今回の亜城木コンビは大場先生が用意していたドラマティックな展開をキックし、なおかつ、それ以上に面白い展開を用意して見せた。作者の脳内で構築されたものに対して変ないい方ですが、キャラクターが作者を超えて見せたのです。これは単純にキャラが立っているというより、それをさらに一段階超えた状態にあると思う。キャラが生命を得ている、というか。

・服部さんの超ファインプレー
 そして地味に超スゲーのが、今週服部さんが見せた大活躍。何が凄いって、服部さんの思惑を超えたつもりでいる亜城木コンビが、結局はその手のひらの上で踊っているに過ぎないことですね。
 「焦らずじっくりネームを練ろう」という部分が強調されてたおかげで分かりにくいですが、あくまでも服部さんにとって最上の結果はコンビが再結成されることです。それが最優先されるべき事柄。
 ベストは捨て、ベターな成果である、「ゆっくりネーム練ってね!」という点からアプローチした結果、亜城木コンビはその面だけ裏切って服部さんを上回るぜーと喜んでいるわけで、本当に全ては服部さんにとって都合良く進んだといえるでしょう。


 ぬらりひょん

 ええい! 妖怪はいい! はやく水着を見せるんだ!
 「妖怪じゃない!」というリクオの発言から、邪魅の正体はコスプレした両親か、神主さんかなーと思うんですけど、その割には発言時のリクオが超常現象アタックを喰らってるんだよな。まあ、ゆらちゃんみたいなのもいる世界観だし、「ちょっと霊能力を持った神主」なのかもしれないけども。
 もしくは、新手のスタンド使いか……(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)。


 スケットダンス

 やべーヒメコかわいいー。つーか、前々から思ってたけどこいつら熟年夫婦みたいなノリだよな。普段なら、こういうラブコメ展開だと主人公の鈍さに多少イラッとくるところもあるけど、今回のボッスンは他に目を向けねばならぬこと(ツッコミ)が多かったから、気づかないことにも説得力がありますし。
 あと、垣内君を見ていて、何だか黒子のナンバーワンシューターを連想しました。彼も、朝の占いで「女にアタックせよ」とか言われたら、全力で彼女ゲットに走るんだろうな。


 いぬまるだし

 タイガー先輩が普通にいい人だったのも含めて、全体的にレベルの高いエピソードだったんだけど、やっぱギロチンのまさゆきのインパクトが半端ねえなw
 これはパロネタとして面白かったのもそうだけど、新人ギャグ漫画家同士での繋がりが見えたのも嬉しかったですね。麻生先生、カムバックしてくんねーかな。出オチ系の主人公にしちゃう癖を直せば、さらに寿命が長くなると思うんだけど。


 サイレン

 禁人種戦で緊迫感がなくなってるのはともかくとして、既に「新しいテレカ獲得者」という設定さえ死に体になってるのは何だかなーと思ってしまうのです。まあ、あの設定って「代えはいくらでも出すから主人公チームといえども必ず生き残れるわけじゃないよ」という意味合いが大きいので、路線変更した今になってやっても仕方がないんでしょうけども。敵幹部がラストに登場した今週のお話を読んでも、彼らが死にそうな匂いが全然しないもんな。未来ビデオにアゲハ一行が映ってない件も、「なんか他の要因じゃねーの?」という気がしますし。


 ネウロ

 心臓を失ってなお生命活動を停止しないシックスさんは、ちょっとハッタリが効きすぎてるぜ。ハドラー様みたいに、二つくらい心臓をもっていそうな勢いです。
 で、新しい血族はシックスさんただ一人だったという今週のオチですが、来週辺りでもう一歩踏み込み、「いやいや、シックスさんだって結局はただの人間なんよ」とひっくり返されそうな気もしたり。描写を積み重ねていった結果、この人の内面もなんやかんやと色々描かれてきたわけで、純粋なる悪意というよりも、純粋なる厨二病の化身みたいになってきていますからね。
 そこら辺、松井先生のことだから、あえて登場初期に超然とした描き方をし、徐々に人間臭さを漂わせる描写へシフトしてきたんじゃないでしょうか。


 ぼっけさん

 この状況になっても、まだ小さな町の区画同士の対立が原因だと考えてるレポーターさんはある意味ですごいぜ。俺だったら、テロリストとかそういうのを連想するよ。
 あと、このお話ですっごい気になったのは「南区の人間がどうなっているか」ということ。この勢いでハッタリかますのなら、「実は全員菩怪でした」くらいのことはやりそうだけど、何か色々なところで矛盾が生まれちゃいそうな気もするから、あえて触れずにおくのも手かもしれない。

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by ejison2005 | 2009-03-05 16:28 | ジャンプ感想